ニキビのスキンケアに保湿が必要は嘘?

今回は10代、20代の方のニキビへのスキンケアについて、私なりに思うことがありますので、それについてお伝えしていきます。

10代20代の方は特に、SNSやweb、雑誌などで様々なスキンケアの情報が手に入ると思います。
様々なスキンケアの情報を見ることにより、自宅でのケアがとても進んでいるのは良いことだなと感じています。

しかしあまりにも自宅でのケアに囚われすぎてしまい、逆効果になっている患者さんを最近よく見かけます。
その注意点をお伝えしたいと思います。

ニキビ

保湿のしすぎには注意が必要

簡潔に言うと、「SNSやweb、youtubeの情報にあまり惑わされすぎないでください」ということです。

もともと10代20代でニキビが出来やすい方は、どちらかというと「脂性肌」と言って脂っぽい肌の方が多いです。

しかし最近の情報では、「ニキビがあっても保湿をとにかくしましょう!」「脂っぽいからといって保湿をしないのは間違いです」などの情報が多く存在します。
やたらと保湿というのに、偏った情報なのではないかということが気になります。

クリニックに受診してくださる患者さんの中には、脂っぽいオイリー肌の方なのに、乳液・クリームを使い脂浮きするほどベタベタ状態の方がいらっしゃいます。

女性の場合、ただでさえ脂性肌オイリー肌で脂っぽいところに、油分の多いリキッドファンデーションを使い、逆にニキビが悪化している状況の方も多く見受けられます。
インナードライ」という言葉があるみたいです。
「肌の表面は脂っぽくてベタついているのに、肌の中は乾燥しているため、保湿が必要」というような理論でお話しされている方もおります。

私はニキビの方に関しては、表面の肌質を優先して良いと思っています。

「インナードライ」ということで、「保湿が必要なのだと思い、あれもこれも塗っていました」という患者さんには、「もし乾燥しないのであれば化粧水を塗るくらいで十分、もしくは処方したお薬を塗ってそれで突っ張りもしなければ、それで終わりで良いです」とお伝えしています。

そうすると意外に、問題ない方が多いです。

1週間ほどで大分、皮膚の表面のオイリーな感じや、触ってベタつくという症状も落ち着いてきます。ニキビ自体も一ヶ月もするとかなり減ってきます。

様々な情報による、様々なスキンケアを試してみるのは良い思います。
しかし、あまりにも「こう言われたからこうしなきゃいけない」と情報に惑わされすぎないようにして下さい。

実際に自分にお肌を見て触り、脂っぽかったら保湿剤はそんなに必要ないですし、乾燥していたら保湿剤は必要だという、自分の肌に一番正直なケアが必要だと思っています。

10代20代のニキビ肌の方で、どうしてもスキンケアに保湿が必要だと感じ、やめられないという方もたまにいらっしゃいます。

保湿がやめられない理由

ニキビ

「なぜそんなに保湿必要だと思うの?やめられないの?」とお伺いすると「保湿をしていないと将来たるむと思って」「保湿をしないと肌に悪いので、肌が劣化してしまうんじゃないか」などの理由で保湿を多くしているという方が多々見られます。

それでは、保湿はどこに効くかというと皮膚の一番外側にある表面の「角質」という薄いところにだけ作用します。

実際に皮膚のたるみに左右するのはどこかというと、「角質」よりもさらに下の「真皮」と言われる、肌のずっと中の方です。

化粧水などでの保湿は「真皮」のところまではいきません
そのため肌の衰えや将来が心配でなど、将来のために今から保湿しなければというのは、少し違うのではないかなと考えています。

まず第一に、ニキビに大切なケアは「必要以上に脂分を補いすぎないこと」です。
肌に触りオイリー肌でベタつく場合は、さっぱりとした化粧水、さっぱりしたケアをオススメします。

ニキビ薬の使用方法

そうは言ってもクリニックを受診し「ディフェリン」というニキビ用の薬を処方してもらった時に、「保湿剤も一緒に処方されるじゃないですか。だから保湿剤が必要なのでしょ」と思われる方もいらっしゃると思います。

軟膏

これはニキビに保湿が必要だから処方されているのではありません

ディフェリン」もしくは「アダパレン」いう薬が、元々非常に乾燥しやすい薬だからです。

乾燥してヒリヒリしてしまうため、薬を使い続けるのが難しいという患者様が多く見られたので、ヒリヒリや乾燥を抑えるために保湿を一緒に処方しましょうということになったのが元々です。

ディフェリンやアダパレンという薬は、塗ってすぐ効くというより1ヶ月2ヶ月と、長い期間で使っていうのがとても大切な薬です。

そのためには1ヶ月2ヶ月使い続けられるように、ケアをしながら使用する必要があるのです。
「乾燥してヒリヒリする」「乾燥して粉がふく」これが理由でディフェリンを使うのをやめてしまうのであれば、使い続けられるように「保湿をしよう」そういった皮膚科学会での推奨があったのです。

これがディフェリン、アダパレンと保湿剤を一緒に使う、ということが進められている理由なのです。

ニキビに保湿が必要だから、保湿剤が処方されているということでは無いのです。そこを勘違いしないでいただきたいです。

ニキビケアのまとめ

10代、20代で自分の肌が脂っぽいと感じられる方は、ニキビのスキンケアは必要以上に保湿することには私は反対です。
自分の肌の状態を見て、

①油浮きしない
②突っ張らない
③粉ふきをしない

程度でさらっとしたスキンケアをやっていくのがニキビを治す上での1番の近道と考えています。

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特に、ニキビ治療でお悩みに患者様は相談を希望される割合が多いように感じています。

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