クリニックで受ける光の治療と、エステサロンで受けるフォトケアの違いについて、結論から言うと、「使用している機械の出力が大きく違う(機械の原理は同じ)」のです。
医療用の機械においては、効果がしっかり出る強いパワーで治療することが可能です。それに対してエステサロンでは、エステ機器を使用するため、パワーが弱くなっており効果が出にくくなっています。
エステ機器はあまり強いパワーで施術をしてしまうと、施術による効果よりも火傷のリスクが高くなってしまうのです。
火傷のリスクを絶対に回避しないといけないのが、エステサロンの機械の基本になっているため、パワーを上げて強く治療することはできないのです。
当院でもエステサロンさんのフォトの機械を4,5種類、試験的に使用したことがありましたが、使用した全ての機械において医療用と比べると、パワーの強さは1/5程度に感じました。
医療用の機械が強いのは、医師が診断でき火傷の危険性を回避することができるためです。
しかしエステサロンでは、医師がいないため絶対にやけどを起こしてはいけないので、やけどを起こさない安全なパワーの線引きがあり、クリニックとエステの差は埋まらないと感じています。