顔を洗うときの洗顔料、何に注目して選んでいますか?
- 汚れを落とす力が強いタイプ
- 毛穴のつまりを取るタイプ
- 洗うだけで潤うタイプ
- 肌への刺激が弱いタイプ
世の中にはさまざまなタイプの洗顔料がありますが、何気なく毎日使っているその洗顔料が実は美容成分の効果を大きく左右する重要アイテムなのです。
「美肌」「肌のハリを保つ」「老化防止に」という目的で使用しているその美容液、これまで効果が実感できなかったのは実は洗顔料が原因だったかもしれません。
では、どうすれば美容液の効果を何倍にもできるのでしょうか。
洗顔料を選ぶときの大事な見分け方
世の中の洗顔料を、目的別に大きく分けると2つに分かれます。
2、洗顔後の美容液の浸透をよくしたい「ブースター洗顔」
という、2つの系統です。
最近よく見かける「洗うだけで潤う」系の洗顔が「1」の「保湿洗顔」の代表例ですが、なぜ洗顔料なのになぜ潤うのか?
その秘密は、カチオン系界面活性剤という成分。その中でも特に「ポリクオタニウム系」が入っているためです。
ポリクオタニウム7、10、51が代表的ですが、このカチオン系界面活性剤は、柔軟剤の仲間です。リンスインシャンプーと同じ仕組みなので、洗った後でカチオン系界面活性剤が肌に残り「保湿効果」を発揮します。
「保湿効果」を発揮するポリクオタニウム系の働き
このポリクオタニウム系の働きは、肌の上にまるで薄い膜を作るかのように働き、水分の蒸発を防ぎます。洗顔で乾燥しがちなところを守ってくれ、乾燥を抑えたい時にはとても役に立ちます。
それなので、スキンケアに「保湿」を求めている人には相性の良い洗顔ケアです。
でも逆に、美容液により美白やシワの改善など、洗顔後に美容液などで効かせたいスペシャルな成分があるのであればぜひ「2」の「ブースタータイプ洗顔」をご使用ください。
実際、美容クリニックなどで、イオン導入や肌から吸収させて効果を出したい施術の前に使う洗顔料は、保湿効果がない「ブースター洗顔」タイプです。
洗うだけでとてもつっぱるし、カサカサになります。
私が良く請け負っている、化粧品の安全性や効果測定の第三者試験の測定の際に使う洗顔料もブースター洗顔タイプを使います。
なぜ効果測定の現場で、一切保湿のない洗顔料を使うのか?
では、なぜ第三者試験の測定の際に使う洗顔料もブースター洗顔タイプのものを使うかというと、洗顔後に効かせたい成分があるときに、保湿洗顔を行ってしまうと効かせたい成分が深く肌に浸透するのを防ぐ可能性があるからです。
クリニックや化粧品の試験の時だけでなく、せっかく日々のスキンケアで効かせたい美容成分アイテムを使う場合、あるいは「今までいろいろ高い化粧品を使ったけれど、効果がよくわからなかった」という方はカチオン系の界面活性剤が入っていない、さっぱり洗いあがる「ブースタータイプ」の洗顔を使用してみてください。
当院で作っている「FLALUクレンジング」も、まさにこの「2」に当たるカチオン系フリーのさっぱり洗いあがる「ブースタータイプ」の洗顔です。
FLALUクレンジングの3つのこだわり
このブースター洗顔の「FLALUクレンジング」は、3つのこだわりを盛り込んで作っています。
1つ目:洗顔後に塗る美容液が肌に深く入っていくことを邪魔させない
2つ目:洗顔後にカサカサになりすぎない
3つ目:顔を何度も洗うと乾燥が進むので、1回の洗顔でメイクも汚れも落ちる
このように、洗顔における3つの理想を叶えた洗顔料です。
このFLALUのクレンジングと高濃度ビタミンC誘導体美容液の「レアセラム」を一緒に使用することで、ビタミンCの肌へのいい効果を何倍にも引き出す事を可能にしてくれます。
こちらのクレンジング、2023年現時点ですっきり洗いあがる使用感が気に入られて、クリニックだけでの販売だけですが、すでに2万本近く売れている大人気アイテム。
高濃度ビタミンC誘導体美容液、レチノールやトレチノインでの美肌などの効果を求めるスキンケアには、ぜひ、1度「ブースタータイプ洗顔」を使ってみてください。