もう失敗しない!化粧品を選ぶ上で知っておきたいポイント

今回は、化粧品を選ぶ時の一番大事なポイントについてお伝えします。

私は最近、化粧品の勉強を一生懸命しています。
化粧品のことを勉強すればするほど、意外にも薬よりも化粧品の成分に入っているこの成分が肌に効くなということがわかってきました。

また化粧品の成分に対してどういったものが入っていると良いかや、どのような形で入っていれば良いのだろうということを、すごく勉強しています。

化粧品を選ぶときのポイント

化粧品

そこで気づいたことが1つあります。
プチプラでも高級品でも、共通したポイントを押さえて化粧品を選んだ方が良いという、大事なことに気付きましたのでお伝えしていきます。

化粧品を使う際に、香りが好きだから使いたい、保湿が欲しいから使いたいなどの「何を目的に使っているのか」があるかと思います。

香りや保湿を重視して化粧品を選んでいる場合は、なんでもお好きなものを選んでいただいて良いと思います。

しかし、化粧品を使うからには「シミがきれいになって欲しい」「くすみが消えてほしい」「肌がまだ綺麗なうちに使い始めて、肌が老化しないように今の20代のうちの肌でとめたい」「40代になってこれ以上なんとかふけないで欲しい」など、いわゆる「効果」を期待して塗ることがあります。

その効果を期待して化粧品を選ぶ時のポイントとしては、効きそうな成分の濃度が高く入っていることです。

化粧品が入っている容器も重要

実際私も、現在化粧品試作し、こんな化粧品もあると良いなという理想のものを作っている段階です。

しかし、試作を重ねるほど実感するのが、濃度を高くするといっぱいの量を作れないということです。

いっぱい量が入っていない化粧品、簡単にいうと美容液です。
同じ成分の入っているものであれば、化粧水よりも美容液の方が濃度が高く入っていることが多いです。

また、美容液の場合は、「遮光瓶」という、光に当たりにくい瓶に入っていたり、「エアレスポンプ」と言って真ん中にチューブがなく、底がどんどん上がっていき空気が入らないように物が劣化しないように気をつけている容器に入っていることが多いです。

フレッシュさを保ち遮光性もよい容器を使うとなると、どうしても大きなサイズの化粧品にはならないのです。

美容液などの有効な成分が入っているものは、せっかくの成分が光に弱かったり、時間が経つと壊れてしまったりと、安定性の悪い成分がとても多いです。

そういった意味でも多い量を買い、それを何ヶ月もかけて使うのではなくて、1ヵ月もしないで1個を使い切る方が良いと思います。

容器のデメリットなのですが、スポイトタイプの物はどうしても口を開けた時に、容器の口の中から雑菌やほこり、酸素が入って、中身が劣化してしまうことがあります。

そのため、理想はこういったエアレスポンプのもので遮光性のしっかりしているものが一番と思います。

他には、軟膏のチューブタイプの物も、酸化を防止するしっかりとしたコーティングがなされているものも多いのでチューブタイプもオススメです。

化粧品を選ぶとき、有効成分をとにかく効かせたいなと思った時は、同じ1000円で買うとしても1000円で200mlも入っている大きい化粧水ではなく、1000円で15g程の小さな化粧品の方が濃度がギュッと凝縮されていて有効な成分がより高濃度で入っている可能性が高いです。そちらを選ぶことがオススメです!

化粧品を選ぶポイントまとめ

ニキビ

シミに効きそう、肌が衰えないようにしてくれそうと効果に期待して化粧品を選ぶ場合は、「美容液」濃度がギュッと凝縮されているものを選んでいただくのが良いと思います。

それを短期間で使い切り、劣化しないうちにどんどん肌に効果を出してもらったほうが良いです。

もう失敗しない!化粧品を選ぶ上で知っておきたいポイント

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