女性の“つむじはげ”は治る?頭頂部が薄く見える原因・進行度のセルフチェック・治療の目安

鏡で頭頂部を見たときに、つむじの地肌が以前より目立っている気がする。髪を結んだときに、分け目が広くなったように感じる。写真に写った自分の頭頂部を見て、急に不安になった。このようなつむじや頭頂部の薄毛の悩みは、年齢、性別を問わず誰にでも起こります。
女性の“つむじはげ”、つまり「つむじ・頭頂部の薄毛」は、原因や進行度に合わせて対策を行うことで改善を目指せます。ただし、原因を確認しないまま自己流のケアを続けると、必要な治療が遅れてしまうこともあります。
この記事では、女性の頭頂部の薄毛治療でまず知っておきたい3つのポイント、進行度ごとの治療の目安、女性のつむじが薄く見える原因、フラルクリニックで相談できる薄毛治療などについて、わかりやすく解説します。
もくじ
Toggle女性のつむじ・頭頂部薄毛は治る?まず知っておきたい3つのポイント
女性のつむじや頭頂部の薄毛は、気づいた瞬間に「このまま進行するのでは」と不安になりやすい症状です。ただし、すべての薄毛が同じように進むわけではなく、原因や進行度によって改善を目指せる場合もあります。
まずは、治療を考える前に知っておきたい大切なポイントを3つに分けて整理します。

女性のつむじ・頭頂部薄毛は原因に合った対策で改善を目指せる
女性のつむじや頭頂部の薄毛は、原因に合った対策を行うことで改善を目指せる場合があります。
初期の段階では、毛根の働きが残っていることも多く、頭皮環境や栄養状態を整えたり、必要に応じて発毛治療を行ったりすることで、見た目の変化を感じられる可能性があります。
ただし、女性の薄毛の原因は一つではありません。女性型脱毛症だけでなく、産後の抜け毛、過度なダイエット、鉄不足、甲状腺の病気、頭皮の炎症、髪を強く引っ張るヘアスタイルなどが関係していることもあります。
そのため、自己判断でケアを続けるだけでなく、気になる変化が続く場合は、早めに医療機関で原因を確認することをおすすめします。
自然に戻る薄毛と治療が必要な薄毛がある
女性の薄毛には、自然に落ち着いていくものと、治療を検討したほうがよいものがあります。
産後の抜け毛は、出産後のホルモン変化によって一時的に抜け毛が増えることがあり、多くの場合は時間とともに落ち着いていきます。ただし、抜け毛が長く続く、髪のボリュームが戻らない、強い疲労感や体重変化を伴う場合は、別の要因が重なっている可能性もあります。
一方で、女性型脱毛症は自然に完全に戻るというより、年齢やホルモンバランスの変化とともに少しずつ進行することがあります。また、円形に抜けている部分がある、急に大量の抜け毛が出た、頭皮に痛みや赤みがある場合は、一般的なつむじの薄毛とは別の脱毛症や皮膚疾患が関係していることがあります。このような場合は、早めに医療機関で確認することが大切です。
早めに原因を確認するほど治療の選択肢が広がりやすい
薄毛は、痛みがないまま進むことが多いため、受診のタイミングを迷いやすい症状です。まだ大丈夫かもしれない、気にしすぎかもしれないと思っているうちに、数か月、数年と経過してしまうこともあります。
しかし、髪が細くなり始めた段階や、つむじの地肌が少し目立ち始めた段階であれば、生活習慣の見直し、頭皮環境の改善、外用治療、内服治療、栄養サポートなど、状態に合わせて選べる対策が多くなります。
薄毛が進行してから治療を始めると、改善までに時間がかかることがあります。また、毛根の働きが弱くなっている場合は、期待できる変化にも限界が出ることがあります。
つむじの薄さが気になり始めたら、まずは写真で変化を記録し、数か月単位で悪化していないか確認してみましょう。気になる変化が続く場合は、早めに相談することをおすすめします。
女性のつむじ・頭頂部薄毛のセルフチェック
つむじや頭頂部の薄毛は、自分では見えにくい場所に起こるため、気づいたときには不安が強くなりやすい症状です。ただし、つむじはもともと髪の流れが分かれる場所なので、地肌が少し見えるだけで薄毛と判断する必要はありません。
大切なのは、以前と比べて変化があるかどうかです。光の当たり方、髪の濡れ具合、スタイリング剤、分け目の癖によって、つむじや頭頂部は実際より薄く見えることがあります。
そのため、気になったときは、同じ場所、同じ明るさ、同じ角度で頭頂部の写真を撮っておくと、変化を確認しやすくなります。毎日何度も確認すると不安が強くなることがあるため、月に1回程度を目安に、数か月単位で比べるのがおすすめです。
ただ、つむじや頭頂部の薄毛はどうしても自分では変化を確認するのが難しいことも事実です。そのため、写真確認以外の方法として、次の項目によるセルフチェックで、つむじや分け目の見え方、髪のボリューム、抜け毛の変化、頭皮の症状などを確認してみるのもよいでしょう。
当てはまる項目の数や症状の内容によって、まずは様子を見ながら生活習慣を整える段階なのか、早めに医師へ相談したほうがよい段階なのかを考える目安になります。

セルフチェック項目
次の項目のうち、いくつ当てはまるかを確認してみましょう。
- つむじ周辺の地肌が、以前より透けて見える
- 分け目の幅が広がってきた
- 髪を乾かしてもトップのボリュームが出にくい
- 髪を結んだときの束が以前より細くなった
- 抜け毛の中に細い毛や短い毛が増えた
- シャンプー後やドライヤー後の抜け毛が以前より増えた
- 分け目を頻繁に変えているのに、頭頂部の地肌が目立つ
- 頭皮に赤み、かゆみ、フケ、痛みがある
- 短期間で急に抜け毛が増えた
- 円形に髪が抜けている部分がある
- 産後の抜け毛が長く続いている
- 強い疲労感、生理不順、急な体重変化など体調の変化がある
女性のつむじ・頭頂部薄毛の進行度と治療の目安
セルフチェックの結果から、つむじや頭頂部の薄毛の進行度がどの段階に近いか、適切な対応はなにかを考えてみましょう。
目安としては、次のようになります。
| 当てはまる数 | 進行度の目安 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 1〜2個 | 薄毛の初期または一時的な変化の可能性 | 頭皮の変化を記録しながら、生活習慣と頭皮環境を見直す段階 |
| 3〜5個 | 薄毛が中等度まで進み始めている可能性 | クリニックでの相談をおすすめする段階 |
| 6個以上 | ある程度、薄毛が進行している可能性が高い状態 | 治療を具体的に検討する段階 |
※当てはまる数だけで正確に診断できるわけではありません。頭皮症状や急な抜け毛がある場合は、数に関係なく早めの受診が必要です。
1〜2個当てはまる場合:まずは変化を記録しながら生活習慣と頭皮環境を見直す
セルフチェックで1〜2個当てはまる場合は、つむじや分け目の地肌が少し気になる初期段階、または光や髪型によって一時的に薄く見えているだけの状態かもしれません。
つむじは、光の当たり方、髪の濡れ具合、スタイリング剤、分け目の癖によって地肌が見えやすくなる場所です。そのため、この段階ではすぐに強い治療を始めるというより、まずは写真で変化を記録しながら、頭皮環境や生活習慣を整えていくことが大切です。
睡眠不足、過度なダイエット、鉄不足、頭皮をこすりすぎるシャンプー、同じ分け目やきついまとめ髪などが、つむじや分け目を目立たせていることもあります。
ただし、数か月単位で地肌の見える範囲が広がっている場合や、髪のボリューム低下を感じる場合は、早めに医師へ相談しましょう。
3〜5個当てはまる場合:薄毛が中等度まで進み始めている可能性があるため、クリニックでの相談をおすすめします
セルフチェックで3〜5個当てはまる場合は、頭頂部の薄毛が少しずつ進んでいる可能性があります。
分け目が広がってきた、トップのボリュームが出にくい、髪を結んだときの束が細くなった、細く短い抜け毛が増えた、写真で見て以前より頭頂部が透けて見えるといった項目が重なる場合は、髪が細くなり、頭頂部の密度が下がっていることが考えられます。
女性の薄毛は、急にまとまって抜けるというより、髪が少しずつ細くなり、分け目やつむじ周辺が目立ってくることがあります。この段階では、自己流のヘアケアだけで改善を待つより、医師の診察を受けて原因を確認することをおすすめします。
女性型脱毛症が関係している場合は、外用治療や内服治療、栄養サポート、頭皮環境を整える治療などを組み合わせて検討します。また、鉄やビタミンDなどの栄養状態、甲状腺など体調面の影響、頭皮の炎症が隠れていないかを確認することも大切です。
6個以上当てはまる場合:薄毛治療を具体的に検討する段階
セルフチェックで6個以上当てはまる場合は、頭頂部の薄毛がある程度進んでいる可能性があります。
つむじや分け目だけでなく、頭頂部全体の地肌が広く見える、髪型で隠しにくい、髪の密度が落ちている、抜け毛の質が変わっている場合は、治療を具体的に検討する段階と考えられます。
この段階でも治療を始めることはできますが、改善までには時間がかかることがあります。また、毛根の働きが弱くなっている場合は、治療で期待できる変化に限界が出ることもあります。
治療の目安としては、外用薬や内服薬、栄養サポート、頭皮環境を整える治療、エクソソーム治療などを、状態に合わせて組み合わせることがあります。
進行してから治療を始める場合は、短期間で大きな変化を期待するというより、6か月から1年程度を目安に、抜け毛の減少、髪のハリやコシ、分け目や頭頂部の見え方を確認しながら進めていきます。

当てはまる数が少なくても早めに受診したほうがよいケース
セルフチェックで当てはまる数が少なくても、急な抜け毛や頭皮症状がある場合は注意が必要です。
数か月で急に抜け毛が増えた、円形に抜けている部分がある、頭皮に赤みやかゆみ、痛み、フケがある、産後の抜け毛が長く続いている、生理不順や強い疲れ、体重変化がある場合は、女性型脱毛症以外の原因が関係していることもあります。
このような場合は、進行度の軽い重いに関係なく、早めに医師へ相談しましょう。頭皮の炎症や円形脱毛症、休止期脱毛、甲状腺疾患、貧血、栄養不足などが関係している場合、必要な治療方針が変わることがあります。
セルフチェックは診断ではなく、相談の目安として使いましょう
セルフチェックは、今の状態を整理するための目安です。実際には、同じように頭頂部が薄く見えても、女性型脱毛症、産後の抜け毛、栄養不足、頭皮の炎症、牽引性脱毛、体調の変化など、原因は人によって異なります。
そのため、当てはまる数だけで治療を決めるのではなく、頭皮や毛髪の状態、抜け毛の経過、生活習慣、体調、妊娠や授乳の有無などを確認しながら、治療方針を立てることが大切です。
少しでも不安がある場合や、数か月単位で変化が続いている場合は、早めにクリニックで相談しましょう。

女性のつむじ・頭頂部薄毛が起こる主な原因
FAGA、女性型脱毛症による頭頂部の薄毛
女性のつむじや頭頂部が薄く見える原因のひとつに、FAGA、女性型脱毛症があります。
女性型脱毛症は、FPHLと呼ばれることもあります。美容医療の現場ではFAGAという言葉が使われることが多く、医学的な文献ではFPHLという名称が使われることもあります。どちらも、分け目や頭頂部を中心に髪が少しずつ細くなり、全体のボリュームが落ちていく状態を指す場面で使われます。
FAGAでは、頭頂部を中心に髪が細くなり、分け目やつむじ周辺の地肌が目立ちやすくなります。男性のAGAのように生え際が大きく後退するというより、髪全体の密度が下がり、ボリュームが低下していくことが多いです。
年齢とともに起こることがありますが、若い女性でも発症することがあります。家族に薄毛の方がいる、髪が細くなってきた、分け目が広がってきたという場合は、女性型脱毛症の可能性も考えます。

加齢や更年期によるホルモンバランスの変化
年齢とともに髪は、ホルモンバランスの影響を受けます。年齢とともに女性ホルモンの分泌が変化すると、髪のハリやコシが弱くなり、頭頂部のボリュームが出にくくなることがあります。
更年期前後になると、髪が細くなった、抜け毛が増えた、分け目が目立つようになったと感じる方もいます。これは年齢だけでなく、睡眠、ストレス、栄養状態、体調の変化などが重なって起こることもあります。
産後の抜け毛
出産後は、ホルモンバランスの変化によって一時的に抜け毛が増えることがあります。産後の抜け毛は、多くの場合、時間とともに落ち着いていきます。
ただし、育児による睡眠不足、食事の乱れ、授乳による栄養消耗、ストレスなどが重なると、回復に時間がかかることもあります。産後しばらく経っても抜け毛が続く、つむじや分け目の薄さが戻らない場合は、体調や栄養状態も含めて相談してみるとよいでしょう。
過度なダイエットや栄養不足
髪は、体の中でも命に直接関わる臓器ではないため、栄養不足の影響を受けやすい部分です。急な体重減少や過度な食事制限をすると、髪の成長に必要な栄養が不足し、抜け毛が増えることがあります。
特に、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミン類は髪の健康に関わります。食事量を極端に減らすダイエットや、特定の食品だけを食べるダイエットは、髪にとって負担になることがあります。
また、ビタミンDも髪や頭皮の状態に関わる栄養素として注目されています。日焼け止めや日傘などで紫外線対策を徹底している方、外出が少ない方では、ビタミンDが不足しやすくなることがあります。
薄毛が気になるときは、外側のケアだけでなく、食事の内容や栄養状態も見直すことが大切です。
睡眠不足やストレス
睡眠不足や強いストレスも、抜け毛や髪のボリューム低下に関係することがあります。
髪の成長には、体全体の回復や血流、自律神経のバランスが関わっています。忙しい時期が続く、睡眠が浅い、疲れが抜けない、精神的な負担が強いという状態が続くと、髪の成長環境が乱れやすくなります。
また、強いストレスを感じた直後ではなく、2か月ほどたってから抜け毛が増えたり、髪のボリューム低下に気づいたりすることもあります。これは、ストレスや体調不良の影響で髪の成長サイクルが乱れ、時間差で抜け毛として現れることがあるためです。
通常であれば、ストレスや体調不良の原因が落ち着くことで、半年ほどかけて少しずつ回復していくことが一般的です。
一方で、時間がたっても抜け毛が長引く場合や、地肌が目立つ状態が続く場合は、早めに医師へ相談することをおすすめします。

炎症にともなう頭皮の乾燥、かゆみなど
頭皮に赤み、かゆみ、フケ、痛みがある場合は、頭皮の炎症が薄毛に関係していることがあります。
脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾燥による刺激などがあると、頭皮環境が乱れ、抜け毛や髪の成長に影響することがあります。シャンプーが合わない、ヘアカラー後にかゆみが出る、整髪料で頭皮が荒れるという方も注意が必要です。
この場合、発毛治療の前に、まず頭皮の炎症を落ち着かせることが大切です。
甲状腺疾患や貧血など体調の影響
女性の薄毛では、体調の変化が関係していることもあります。甲状腺の病気、鉄欠乏、貧血、急な体重変化、強い疲労感などがある場合、髪にも影響が出ることがあります。
抜け毛だけでなく、疲れやすい、動悸がする、寒がりになった、体重が急に変わった、生理の変化があるといった症状がある場合は、薄毛治療だけでなく、全身の状態も確認することが大切です。
ヘアカラー、パーマ、強い牽引による頭皮や髪への負担
ヘアカラーやパーマそのものが必ず薄毛を起こすわけではありませんが、頭皮に合わない薬剤や頻回の施術は、髪や頭皮に負担をかけることがあります。
また、髪を強く結ぶヘアスタイルを長く続けると、髪が引っ張られることで牽引性脱毛が起こることがあります。ポニーテール、きついまとめ髪、エクステなどで頭皮に負担がかかっている場合は、髪型を見直すことも大切です。

自分でできる女性のつむじ・頭頂部薄毛対策
たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンを意識する
髪は体の一部です。髪の成長には、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミン類など、さまざまな栄養が関わっています。
薄毛が気になるときは、髪によいとされる食品をひとつだけ食べるのではなく、主食、主菜、副菜をそろえた食事を意識しましょう。肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質、野菜、海藻、ナッツ類などを無理のない範囲で取り入れることが大切です。
特に、月経がある女性やダイエット中の方は、鉄不足に注意が必要です。疲れやすさや立ちくらみがある場合は、医療機関で相談してみましょう。
過度な食事制限を避ける
短期間で体重を大きく落とすダイエットは、髪に負担をかけることがあります。食事量を極端に減らすと、体は生命維持に必要な部分を優先するため、髪の成長に十分な栄養が届きにくくなります。
つむじや分け目の薄さが気になるときは、無理な食事制限を避け、体重だけでなく体調や栄養状態も大切にしましょう。

睡眠とストレスケアで髪が育ちやすい状態を整える
髪の成長には、体全体の健康状態が関わっています。睡眠不足やストレスが続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れ、抜け毛に影響することがあります。
忙しい毎日の中で完全にストレスをなくすことは難しいですが、寝る前にスマートフォンを見る時間を減らす、湯船につかる、短時間でも体を動かすなど、続けやすい方法から整えていきましょう。
髪を強く結ぶヘアスタイルを続けない
毎日きつく髪を結ぶ、同じ場所で強くまとめる、エクステを長期間つけると、髪が引っ張られて頭皮に負担がかかることがあります。
つむじや分け目が気になるときは、分け目を固定しすぎない、結ぶ位置を変える、強く引っ張らないなど、頭皮にやさしい髪型を意識しましょう。
頭皮をこすりすぎないシャンプーを心がける
頭皮を清潔に保つことは大切ですが、強くこすりすぎると頭皮に負担がかかります。爪を立てず、指の腹でやさしく洗いましょう。
シャンプーが頭皮に残ると、かゆみや刺激につながることがあります。洗い流しは丁寧に行い、髪を濡れたまま放置せず、ドライヤーで頭皮から乾かすことも大切です。

フラルクリニックでの女性の薄毛治療
薄毛の状態と体調を確認し、一人ひとりに合わせて治療を考えます
女性のつむじや頭頂部の薄毛は、見た目の悩みだけでなく、年齢、ホルモンバランス、栄養状態、頭皮環境、生活習慣、体調の変化など、いくつもの要因が関係していることがあります。
フラルクリニックでは、女性のFAGAに対して、分け目や頭頂部の状態だけを見るのではなく、抜け毛の増え方、髪の細さ、頭皮の状態、体調、妊娠や授乳の可能性なども確認しながら、一人ひとりに合わせた薄毛治療をご提案しています。
薄毛治療は、短期間で急に髪を増やす治療ではありません。ヘアサイクルに合わせて、6か月から1年程度を目安に少しずつ変化を確認していく治療です。
フラルクリニックでは、効果だけを急ぐのではなく、副作用や体調の変化にも配慮しながら、無理なく続けやすい治療を大切にしています。

必要に応じて血液検査で栄養状態や体調も確認します
薄毛治療では、髪だけでなく体の状態を確認することも大切です。フラルクリニックでは、健康状態の確認や治療中の安全管理を目的として、必要に応じて血液検査を行います。

血液検査では、
- 鉄欠乏性貧血
- 潜在性鉄欠乏、低フェリチン血症
- 甲状腺機能低下症
- 甲状腺機能亢進症
- 橋本病
- バセドウ病
- ビタミンD欠乏症
- 亜鉛欠乏症
- ビタミンB12欠乏症
- 葉酸欠乏症
- 膠原病、全身性エリテマトーデス(SLE)
- 炎症反応
など、抜け毛や薄毛に関係する可能性のある症状や、体の状態を確認します。
薬の使用に関わる項目だけでなく、髪の成長に関係する栄養状態も確認することで、薄毛の背景に栄養不足や体調の変化が隠れていないかを見ながら治療方針を考えていきます。
女性は月経やダイエット、出産、授乳などの影響で、鉄分や栄養が不足しやすいことがあります。また、紫外線対策をしっかりしている方や外出が少ない方では、ビタミンDの不足が関係することもあります。
また、抜け毛や薄毛は、体の中で何らかの炎症が起きているときや、免疫のバランスが乱れているときにも起こりやすくなることがあります。本来は体を守るためにはたらく免疫細胞の反応が、髪の成長に関わる部分へ影響し、抜け毛につながることもあると考えられています。
頭皮だけでなく、体の内側の様々な観点をチェックした上で、髪が育ちやすい状態を整えていくことが、女性の薄毛治療では大切な視点です。
治療のスタートはミノキシジル外用薬を中心に考えます
女性のFAGA治療では、ミノキシジル外用薬を中心に治療を考えます。
ミノキシジルは、頭皮や毛根まわりの血流を助ける働きがある薬です。薄毛治療では、頭皮や毛根まわりの血流を助けることで、髪に必要な栄養が届きやすい環境を整えます。
さらに、髪の成長を支える細胞にも働きかけ、髪が太く長く育ちやすい状態へ導くと考えられています。

フラルクリニックでは、まず低濃度から開始し、頭皮の状態や効果を確認しながら、必要に応じて濃度や治療内容を調整していきます。
外用薬は、毎日継続することが大切です。塗り忘れが多い場合や、頭皮のかゆみ、赤み、かぶれなどが気になる場合は、無理に続けず診察時にご相談ください。
また、妊娠中、授乳中、妊娠の可能性がある方には使用できない治療もあります。妊活中の方も含めて、診察時には必ず医師へお伝えください。
より積極的な発毛を目指す場合は内服や施術を組み合わせます
外用薬だけでは効果が不十分な場合や、より積極的に発毛を目指したい場合には、ミノキシジル内服を検討することがあります。
ミノキシジル内服は、体の内側から発毛を促す治療です。毛包周囲の血流を促し、髪に必要な栄養が届きやすい環境を整えるほか、毛根の細胞にも働きかけ、髪の成長期を保ちやすくすると考えられています。
一方で、内服薬は全身に作用するため、顔や腕などの体毛が濃くなる多毛のほか、むくみ、動悸、血圧の変化などの副作用が起こることがあります。そのため、フラルクリニックでは低用量から開始し、体調や副作用の有無を確認しながら慎重に調整していきます。
また、頭皮環境を整える外用ケアとして「MOFU23」、髪に必要な栄養を補うサプリメントとして「黒髪生活」を組み合わせることで、外側と内側の両面から発毛を支えます。
より積極的な治療を希望される方には、エクソソーム治療を提案することもあります。内服薬や外用薬だけでは変化を感じにくい方、髪のハリやコシ、ボリューム感の変化を目指したい方の選択肢となります。
頭皮環境と栄養面を整えるケアも大切にしています
フラルクリニックでは、薄毛治療薬とあわせて、「MOFU23」で頭皮の炎症やゆらぎに配慮しながら頭皮環境を整え、「黒髪生活」で栄養面を内側から支える、3方向からのアプローチをご提案しています。

生えてきた髪がしっかり育つためには、発毛を促すだけでなく、頭皮環境や栄養状態を整えることも大切です。
薬による治療、頭皮環境のケア、栄養サポートを組み合わせることで、抜けにくく、ハリやコシのある髪が育ちやすい状態を目指していきます。
スカルプ育毛エッセンス「MOFU23」PREMIUM
MOFU23は、乾燥やフケ、頭皮のゆらぎに配慮しながら、髪が育ちやすい頭皮環境を整えることを目的とした育毛エッセンスです。

「MOFU23」に配合されている「植物ポリフェノール」は、毛髪の成長に関わるバルジ領域に着目した成分です。
バルジ領域は、育毛の司令塔のような役割を持つ部分で、毛髪の育成に欠かせない2種類の幹細胞が存在しています。

1つ目の幹細胞は「毛包幹細胞」で、新しい髪の毛の元となるものです。2つ目の幹細胞は「色素幹細胞」で、毛髪の色素を作るものです。
健康な髪を育むには、2種の幹細胞を保持する「バルジ領域」の健康を維持することが不可欠になります。これまでの育毛剤は、毛球(髪の毛の細胞)に届けるものが多かったのですが、「MOFU23」はこのバルジ領域に作用し、髪が育ちやすい頭皮環境を整えます。
MOFU23は飲み薬のような初期脱毛もなく、乾燥やフケ、頭皮のゆらぎにも配慮した設計です。頭皮が乾燥しやすい方や、まずは外側からのケアを取り入れたい方にも続けやすい育毛エッセンスです。

さらに当院では、髪の健康維持を内側から支えることを目的とした、オリジナルの栄養補助サプリメント「黒髪生活」もご用意しています。
髪の状態は、頭皮環境だけでなく、栄養バランスや生活習慣の影響も受けます。黒髪生活には、メロンSOD、アガリクス茸、ジュンサイエキス、ビタミンB2・B6、亜鉛など豊富な栄養素が配合されています。
メロンSODは、年齢やストレスなどによる酸化ストレスをサポートする成分です。

また、アガリクス茸はβ-グルカンやビタミンDなどを豊富に含んでおり、髪や体の健康を内側から支える成分として配合されています。
当院では、露地栽培されたアガリクスKA21株を用いた「キングアガリクス」を配合しています。
露地栽培アガリクスKA21株は、ハウス栽培アガリクスと比べて、β-グルカンでは約1.5倍、ビタミンDは約23.9倍多く含まれています。
栄養成分を豊富に含んだきのこ由来成分として注目されており、動物を対象とした研究においては、皮膚トラブルに伴う脱毛やかゆみなどへの、症状緩和の報告もあります。


引用:東栄新薬株式会社「露地栽培アガリクスKA21株の機能性食品としての応用」
女性向けの治療プラン
フラルクリニックでは、女性の薄毛の状態や治療への希望に合わせて、複数のプランをご用意しています。
薬を使う治療に不安がある方には、MOFU23と黒髪生活を組み合わせた外用ケアとサプリメントのセットがあります。まずは頭皮環境と栄養面を整えたい方に向いています。
初めてFAGA治療を受ける方や、まずは外用薬から始めたい方には、ミノキシジル外用1%を中心に、MOFU23と黒髪生活を組み合わせた増毛ライトセットがあります。
外用薬による発毛治療をよりしっかり行いたい方には、ミノキシジル外用5%、MOFU23、黒髪生活を組み合わせた増毛ベーシックセットがあります。
外用薬だけでは物足りない方や、より積極的な発毛治療を希望される方には、ミノキシジル外用5%、ミノキシジル内服、MOFU23、黒髪生活を組み合わせた増毛ストロングセットがあります。
治療薬で発毛を促し、MOFU23で頭皮環境を守り、黒髪生活で髪の健康維持を内側から支える。フラルクリニックでは、この3方向からのアプローチで、ふんわりとボリューム感のある、健やかな髪を目指していきます。

エクソソーム治療も相談できます
フラルクリニックでは、薬やサプリメントだけでなく、頭皮に直接アプローチする治療もご用意しています。
エクソソーム治療は、頭皮に有用成分を届けることで、発毛をサポートする施術です。内服薬や外用薬に加えて、より積極的に薄毛治療に取り組みたい方に提案することがあります。

フラルクリニックでの女性の薄毛治療の料金
治療薬・外用薬・サプリメント
AGA/FAGA治療では、治療薬や外用薬、サプリメントを、3か月分または6か月分でご用意しています。
複数の治療を組み合わせる場合は、お得なセットプランもお選びいただけます。
| 治療薬・サプリメント | 3か月分 | 6か月分 |
|---|---|---|
| フィナステリド | 8,400円 | 16,800円 |
| デュタステリド | 18,900円 | 37,800円 |
| ミノキシジル内服 | 23,820円 | 47,640円 |
| MOFU23 | 26,400円 | 52,800円 |
| 黒髪生活 | 39,600円 | 79,200円 |
| ミノキシジル外用 1% | 27,900円 | 55,800円 |
| ミノキシジル外用 5% | 39,600円 | 79,200円 |
※価格はすべて税込です。
女性向けプラン
| 女性向けプラン | 内容 | 3か月分 | 6か月分 |
|---|---|---|---|
| サプリメントセット | MOFU23、黒髪生活 | 59,400円 | 118,800円 |
| 増毛ライトセット | ミノキシジル外用1%、MOFU23、黒髪生活 | 84,500円 | 162,600円 |
| 増毛ベーシックセット | ミノキシジル外用5%、MOFU23、黒髪生活 | 95,000円 | 182,400円 |
| 増毛ストロングセット | ミノキシジル外用5%、ミノキシジル内服、MOFU23、黒髪生活 | 116,400円 | 216,000円 |
※価格はすべて税込です。
施術メニュー
| 施術 | 価格 |
|---|---|
| エクソソーム治療 | 1回:89,800円 |
※価格はすべて税込です。
血液検査の費用
薄毛治療では、健康状態の確認や治療中の安全管理を目的として、血液検査を行う場合があります。
| 検査 | 費用 |
|---|---|
| 血液検査 | 10,000円 |
| 増毛ベーシックセット、増毛ストロングセット契約中の血液検査 | 無料 |
※価格はすべて税込です。
※診察内容や症状によっては、保険診療の対象となる場合があります。保険適用の可否は医師の診察により判断されるため、詳しくは診察の際にご相談ください。
AGA/FAGA治療をご希望の方は、WEB予約またはLINE予約よりご相談ください。
女性のつむじはげ治療はいつから効果を感じる?
薄毛治療はすぐに髪が増える治療ではない
髪にはヘアサイクルがあるため、治療を始めても見た目の変化を感じるまでには時間がかかります。フラルクリニックでは、6か月から1年程度を目安に、抜け毛の減少、髪のハリやコシ、分け目の見え方、頭頂部のボリューム感などを確認しながら治療を進めます。
治療の初期には、一時的に抜け毛が増えたように感じる初期脱毛が起こることもあります。不安な変化がある場合は、自己判断で中止せず、診察時に相談してください。
薄毛治療は、無理なく続けられることも大切です。効果と副作用のバランスを見ながら、必要に応じて薬の濃度や量、治療内容を調整していきます。

抜け毛や髪のハリの変化から感じることがある
見た目の変化より先に、抜け毛が減った、髪にハリが出てきた、セットしやすくなったと感じる方もいます。
ただし、治療の始めに一時的に抜け毛が増えたように感じることもあります。不安な変化がある場合は、自己判断で中止せず、医師に相談しましょう。
見た目の変化は6か月〜1年程度を目安に
頭頂部の見た目の変化は、早い方では3か月ほどで実感できることもあります。ただ、髪は少しずつ成長していくため、しっかり変化を確認するには6か月〜1年程度を目安に考えておくとよいでしょう。
治療を始めてすぐに見た目が大きく変わるわけではないため、焦らず月単位で経過を見ることが大切です。治療前に写真を撮っておくと、変化を確認しやすくなります。毎日鏡で見ていると小さな変化に気づきにくいため、同じ条件で撮影した写真を比べてみましょう。
原因によっては長期的なケアが必要になることも
女性型脱毛症のように、年齢やホルモンバランスの変化が関係する薄毛では、治療を一度行って終わりではなく、長期的なケアが必要になることがあります。
治療で改善が見られても、急に中止すると再び薄毛が進むことがあります。どのくらい続けるか、どの段階で治療を調整するかは、医師と相談しながら決めましょう。

まとめ:女性のつむじ・頭頂部薄毛は原因に合わせた早めの対策が大切
女性のつむじ・頭頂部の薄毛は、原因や進行度によって改善を目指せる場合があります。
つむじはもともと地肌が見えやすい部分ですが、以前より地肌が透ける、分け目が広がる、髪が細くなる、抜け毛が増えるといった変化がある場合は、薄毛のサインかもしれません。
女性の頭頂部薄毛には、女性型脱毛症、産後の抜け毛、更年期、栄養不足、過度なダイエット、睡眠不足、ストレス、頭皮の炎症、体調の変化など、さまざまな原因があります。原因が違えば、必要な対策も変わります。
早い段階で原因を確認できれば、生活習慣の見直し、外用治療、内服治療、栄養サポート、頭皮環境を整える治療など、状態に合わせた選択肢を検討しやすくなります。
つむじや頭頂部の薄さが気になったら、まずは同じ条件で写真を撮り、変化を確認してみましょう。数か月単位で進行している、抜け毛が増えている、頭皮症状がある場合は、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。
よくある質問
つむじの薄毛が気になるとき、まず何科に相談すればよいですか?
つむじや頭頂部の薄毛が気になる場合は、皮膚科や薄毛治療に対応しているクリニックで相談できます。
女性の薄毛は、髪だけでなく頭皮の炎症、栄養状態、ホルモンバランス、体調の変化などが関係していることがあります。赤み、かゆみ、フケ、痛みがある場合や、急に抜け毛が増えた場合は、自己判断で市販の育毛剤を使い続ける前に、医師に確認してもらうと安心です。
受診時には、いつから気になり始めたか、抜け毛が増えた時期、出産やダイエット、体調の変化、使用している薬やサプリメントなどを伝えると、原因を考える手がかりになります。
女性の薄毛治療は保険適用になりますか?
女性型脱毛症に対する発毛治療は、多くの場合、自由診療になります。ミノキシジル外用薬や内服薬、サプリメント、エクソソーム治療などは、保険適用ではなく自費で行う治療です。
ただし、頭皮に強い赤み、かゆみ、フケ、痛みがある場合や、円形に髪が抜けている場合などは、皮膚疾患や円形脱毛症などが関係していることがあります。このような症状では、診断内容によって保険診療の対象になる治療が検討されることもあります。
つむじや頭頂部の薄毛が気になる場合は、まず原因を確認することが大切です。自由診療の薄毛治療が必要なのか、頭皮の炎症や別の病気への対応が必要なのかを診察で確認していきましょう。
市販の育毛剤やシャンプーだけでしばらく様子を見てもよいですか?
軽い乾燥や一時的な見え方の変化であれば、まずは市販の育毛剤やシャンプーでヘアケアを見直しながら様子を見ることもできます。
ただし、市販の育毛剤やシャンプーだけで、すべての薄毛に対応できるわけではありません。女性型脱毛症や栄養不足、甲状腺の病気、頭皮の炎症などが関係している場合は、原因に合った対応が必要です。
数か月たっても地肌の透け感が強くなる、分け目が広がる、抜け毛が増える、頭皮に赤みやかゆみがある場合は、市販品だけで様子を見るのではなく、一度クリニックで相談することをおすすめします。
家族に薄毛の人がいると、女性のつむじの薄毛も起こりやすいですか?
家族に薄毛の方がいる場合、女性のつむじや頭頂部の薄毛が起こりやすくなることがあります。ただし、遺伝だけで薄毛が決まるわけではありません。
女性の薄毛には、年齢、ホルモンバランス、栄養状態、睡眠、ストレス、体調の変化、頭皮環境など、さまざまな要因が関係します。家族に薄毛の方がいる場合でも、早めに状態を確認し、原因に合った対策を行うことで、進行をゆるやかにしたり改善を目指したりできる場合があります。
以前より分け目が広がってきた、頭頂部のボリュームが落ちてきたと感じる場合は、早めに相談してみましょう。
頭頂部の薄毛は、ウィッグやヘアファイバーで隠しても大丈夫ですか?
ウィッグやヘアファイバーは、つむじや頭頂部の薄さを一時的にカバーする方法として使えます。外出時や人前に出るときの不安を減らすために、無理なく取り入れることは問題ありません。
ただし、長時間の使用で頭皮が蒸れたり、かゆみや赤みが出たりする場合は注意が必要です。また、ヘアファイバーを落とすときに強くこすりすぎると、髪や頭皮に負担がかかることがあります。
薄毛を隠す方法は、気持ちの負担を軽くするために役立ちますが、原因そのものを改善する治療ではありません。頭頂部の透け感が進んでいる、抜け毛が増えている、頭皮症状がある場合は、カバーしながらでも一度相談してみるとよいでしょう。
