そばかすを消す・取る方法|レーザー治療と自宅ケア・メイクで隠すコツ【医師監修】

鏡をのぞくたびに、いつの間にか増えたように見える細かな斑点。
そばかすなのか、それとも一般的なシミなのか。気になりはじめると、つい「どうすれば消せるのだろう」と考えてしまう方は少なくありません。
そばかすは、子どもの頃からあるものだからこそ「このままで大丈夫なのか」「大人になっても残るのか」と迷いやすい特徴があります。
一方で、年齢とともに現れるシミがそばかすに重なって見え、自分ではどうすればいいのかを判断しにくいこともあります。
この記事では、そばかすは自分で消せるのか、そばかすとはどのようなものなのか、シミとどう違うのかなど、気になるポイントについてわかりやすく整理していきます。
そばかすは自力で消せる?できることと限界は
「そばかすを自力で消す方法はありますか?」という質問をよくいただきます。
最初に結論からお伝えすると、
すでに定着したそばかすそのものを、スキンケアや市販薬だけでしっかり消すのは難しいというのが現実的なところです。
自宅ケアの役割は、「悪化させない」「少しずつ目立ちにくくする」こと。
そう捉えておくのが、無理のない範囲になります。
紫外線対策や保湿、美白成分入りの化粧品、ビタミン剤などは、次のような意味でとても大切です。
- 新しく出てくるシミ・そばかすを増やさない
- 肌全体のくすみ感を和らげる
ただし、「そばかすを取る・消す方法」の主役は、やはり医療機関でのレーザー治療になります。
そばかす治療においては、自宅ケアでできること・医療でできることを整理したうえで、自分に合ったバランスを選んでいくことが大切です。
やみくもに自己治療の方法を探す前に、「そばかすとはどのようなものなのか」「一般的なシミとは何が違うのか」を正しく知ることが、自分に合ったケアや治療を選ぶための第一歩になります。
ここからは「そもそも、そばかすとは?」から、掘り下げて解説していきます。
そもそも、そばかすとは?シミとの違いを解説
そばかす(雀卵斑)とは?特徴と自然経過
一般的に言う「そばかす」は、医学的には雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれます。
そばかすには、次のような特徴があります。
- 幼少期から現れる、2〜5mmほどの小さな茶褐色の斑点
- 鼻筋から両頬、まぶたにかけて細かく散らばる
- 左右ほぼ対称に広がることが多い
- 家族にもそばかすがあるなど、遺伝的な体質の関与が大きい
そばかすは、経過にも一定の傾向があります。
- 幼少期〜小学生の頃にうっすら現れはじめる
- 思春期にかけて濃く、数も多く見える時期がある
- 20歳前後で色味や出方が安定し、その後は加齢とともに少しずつ目立ちにくくなることもある
ただし、そばかすが完全に自然に消えてしまうケースは多くありません。
紫外線を浴び続けることで、別のシミ(老人性色素斑など)が重なって見えてくることもあります。
「シミ・そばかすをなくす」ことを目指すときは、早めにケアや治療を検討していくことが大切です。
そばかすとシミの違い
そばかすは広い意味ではシミの一種ですが、一般的に「シミ」と呼ばれるものとは、原因やでき方が少し違います。
代表的なシミとの違いを、イメージしやすく整理しておきましょう。

幼少期からある細かい斑点ならそばかすの可能性が高く、30代以降に急に出てきた境界くっきりの斑点なら一般的なシミであることが多い、とざっくり覚えておくとイメージしやすいと思います。
ただし実際には、そばかすと日焼けじみ、肝斑などが混ざって存在していることも多く、自分で完全に見分けるのは難しいのが現実です。
そばかすを消す・そばかすをなくす第一歩としては、医師による診断がとても大切になります。
「そばかすだと思っていたら別の病気」の可能性も
まれですが、皮膚がんやその他の病気が、シミやそばかすのように見えることもあります。
次のような変化がある場合は自己判断せず、必ず皮膚科を受診してください。
- 色や形がいびつ
- 短期間で急に大きくなっている
- かゆみ・痛み・出血を伴う
そばかすとよく似た色素斑に、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)という“アザ”があります。ADMは中学生ごろの思春期以降に両頬に左右対称に出てくることが多く、見た目だけでは「そばかすかな?」と紛らわしいことがあります。
両者の大きな違いは、色素がたまっている皮膚の深さです。
そばかす:色素は表皮にあり、紫外線で濃くなったり薄くなったりと季節変動が出やすい(いわば日焼けに近い反応)。
ADM:色素は真皮にある“アザ”なので、紫外線対策や市販の美白剤ではほとんど変化しないことが多く、そばかすとは治療のアプローチがまったく異なります。
そのため、「日焼け止めや美白を頑張っているのにぜんぜん変わらない」「左右の頬にまとまって目立ってきた」という場合は、様子を見続けるよりも早めに皮膚科で診断を受けるのがおすすめです。
ADMは診断がつけばレーザー治療で改善〜完治が期待できる色素斑で、年齢にかかわらず治療対象になります。

そばかすができる原因と悪化させる要因
そばかすの消し方を考える前に、「なぜそばかすができるのか」をより詳しく知っておきましょう。
原因が分かると、悪化させないための対策も立てやすくなりますよ。

そばかすの遺伝と体質の影響
そばかす(雀卵斑)は、遺伝的な体質の影響が強いとされています。
たとえば、次のような場合は、その子どもにもそばかすが出やすい傾向があります。
- 親・きょうだい・祖父母にそばかすがある
- 子どもの頃から鼻や頬に細かい斑点があった
「お子さまのそばかす」についての相談も多いですが、体質がベースにあるため、スキンケアだけで完全にそばかすをなくすことは難しい場合もあります。
そばかす対策における紫外線と生活習慣
体質に加えて、紫外線はそばかすを濃くする最大の要因です。
たとえば、次のような生活が続くと、そばかすがより濃く、数も多く見えるようになっていきます。
- 日焼け止めを塗らずに外遊び・部活をしている
- 海やプール、アウトドアが好き
- 日焼けを「健康的だから」と気にしない
また、睡眠不足や偏った食事、過度なストレスなどで肌のターンオーバーが乱れると、メラニンが排出されにくくなり、そばかすやシミが残りやすくなります。
そばかす(雀卵斑)は、世界的には北欧などに多くみられ、肌が白く赤毛の家系に遺伝的に出やすいことで知られています。日本でも、もともとメラニン量が少ない(色白)タイプの肌質・家系で目立ちやすい傾向があります。
また、メラニン量が少ない肌は紫外線の刺激に反応しやすいため、若い方のそばかすは夏に濃くなり、冬にかけて薄くなるといった季節変動がよくみられます。これは、そばかすが紫外線で濃くなりやすいことを示すサインでもあります。
日焼け止めを毎日の習慣にして紫外線をしっかり防ぐことで、そばかすが濃くなるのを抑え、目立ちにくい状態を保ちやすくなりますよ。
年齢別のそばかすの出方と付き合い方
年齢とともに、そばかすの見え方や悩み方は少しずつ変わっていきます。
ここでは、ライフステージごとに特徴的なそばかすの出方と、その時期に合った付き合い方をあわせて整理していきます。

子ども(3歳頃〜小学生)
幼い頃は、鼻筋の上にうっすらとそばかすが現れはじめる時期です。
まだ肌がとてもデリケートなため、無理に消そうとする必要はありません。
日焼け止めや帽子で紫外線からやさしく守り、まずは「濃くしない」環境づくりが大切です。
本人の気持ちも揺れやすい時期なので、前向きな声かけも大きな支えになります。
中学生・高校生(思春期)
思春期に入ると、心と体の変化が重なることで、そばかすが以前よりはっきりして見えることがあります。
見た目への意識が高まる時期のため、実際には大きな変化がなくても、そばかすが気になりやすくなる方もいらっしゃいます。
まずはスキンケアと紫外線対策で肌の土台を整えながら、校則の範囲で自然にカバーできるメイクを取り入れるのが現実的です。
強い治療を急がず、悩みが大きい場合は保護者と一緒に専門医へ相談するのが安心です。
大人(20代以降)
思春期をピークに目立ちやすくなるそばかすは、年齢とともに少しずつ薄くなり、中高年になると目立ちにくくなる傾向があります。
ただし20代以降は、これまでの紫外線の影響が重なり、そばかすのあった部位にシミが加わって見えることも少なくありません。
そばかす+肝斑+老人性色素斑など、複数の色素トラブルが入り混じることも多く、自宅ケアだけで整えきれないケースもあります。
この年代では、医師が肌状態を見極めながら、ピコレーザーやフラクショナル、外用治療などを組み合わせて、
「どのシミをどの治療で狙うか」を整理していくことが、より効果的なケアにつながります。
年齢と共にそばかすは落ち着く? 40代以降のシミ・そばかす治療
思春期から20代にかけては悩ましく感じやすいそばかすですが、年齢を重ねるにつれて落ち着いてきて、40代以降になると以前ほど目立たなくなることがあります。
理由としては、年齢とともに肌全体のメラニン反応が若い頃ほど強く出にくくなること、ホルモンバランスの変化が影響することが挙げられます。
子どもの頃はそばかすがコンプレックスだったのに、大人になったら徐々に気にならなくなった、という方も少なくありません。
ただし、年齢を重ねた肌は別の原因によるシミが増えやすいことに注意が必要です。
「一時期は落ち着いてたのに、またそばかすが増えてきたかも?」と感じている方の中には、実際には別のタイプのシミやくすみが増えて、そばかすのように見えている可能性もあります。
40代以降は、紫外線の蓄積が表面化してきたり、肌の代謝がゆっくりになって色素が居座りやすくなったりして、後天的なシミやくすみが出やすくなります。
また、20代の頃には単独の原因でできていたシミが、さまざまな原因が重なる「複合的なシミ」になっていることもあります。

年齢を重ねた繊細な肌には、早く・コスパよくシミを消すことだけをゴールにするのではなく、肌の状態をしっかりと見極め「その方の状態に合わせた、正しい順序のケア」を重視することが大切です。
そのため、フラルクリニックでは、「40代以降のシミ治療を、20代のシミ治療とは別なもの」として考えています。
フラルクリニックの40代からのシミ治療についての考え方や取り組みについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。
自宅でできるそばかすケア・予防方法
レーザー治療などの解説の前に、自宅でできる身近なそばかすケアを整理していきます。
どれも「そばかすを完全に取る」ものではありませんが、悪化を防ぎ、少しずつ目立ちにくくするためにはとても重要です。

1. 日焼け止めとUV対策はマスト
そばかす・シミそばかすをなくすうえで、もっとも大切なのは紫外線対策です。
- SPF30〜50、PA+++以上の日焼け止めを、季節を問わず毎日使う
- 外出の30分前には塗っておく
- 汗をかいたりタオルで拭いたあとは、こまめに塗り直す
- 帽子・日傘・サングラス・マスクなどで物理的なUVカットも組み合わせる
お子さまのそばかすの場合も、強いピーリングなどをするのではなく、まずはやさしい日焼け止め+帽子などで、これ以上濃くならないよう守ってあげることが大切です。
2. 美白有効成分を使ったスキンケア
市販の化粧品の中でも、医薬部外品の美白有効成分入りを選ぶと、そばかすをこれ以上濃くしないことや、肌全体のくすみ感を整えるサポートになります。
代表的な成分の例
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- ナイアシンアミド
- アルブチン
- 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)など
これらは、メラニンの生成を抑える方向に働き、ターンオーバーの流れの中で色むらが目立ちにくくなる効果があります。
一方で、トラネキサム酸は内服では肝斑や炎症後色素沈着への有用性が中心で、そばかすを薄くする根拠は現時点では乏しいため、そばかすを消す目的では過度な期待はしない方が現実的です。
いずれの成分も、数日から数週間でそばかすが劇的に消えるものではありません。
紫外線対策とあわせて数か月単位で続けることで、少しずつ「肌全体のくすみ感が和らいでいく」イメージで考えておくと安心です。
3. 内側からのケア(サプリ・市販薬)
ドラッグストアなどで購入できる、ビタミンC・E・L-システインなどを含む市販薬も、シミそばかすを消すサポートとして使われることがあります。
- ビタミンC:メラニンの生成を抑え、抗酸化作用も期待できる
- L-システイン:メラニンの排出を助ける
こうした働きがあるため、特に大人のシミとそばかすが重なっている場合には、内側からのケアとして検討してもよいでしょう。
ただし、「完全にそばかすをなくす」ものではない点には注意が必要です。
また、持病や内服薬がある場合には、必ず医師・薬剤師に相談することが大切です。
4. そばかすのNGケアに注意
「そばかすを取る・消す方法」として、インターネット上にはさまざまなセルフケアが紹介されていますが、なかには肌トラブルの原因になってしまうものもあります。
注意したいセルフケアの例
- ゴシゴシと強くこするクレンジングや洗顔
- 毎日のような強いピーリング・スクラブ
- 自己判断で高濃度のハイドロキノンを長期間使う
これらは、一時的に肌が白くなったように感じても、炎症後色素沈着を起こして、かえってシミが増える・濃くなるリスクがあります。
そばかすを余計に目立たせてしまわないためにも、「こすらないケア」を徹底することが大切です。
5. 子どものそばかすに自宅でしてよいこと/やめた方がよいこと

「お子さまのそばかす」で悩む親御さんからの相談も多くあります。
お子さまのそばかすケアでしてあげたいこと
- 日焼け止めや帽子でやさしく紫外線から守る
- 肌をこすらない、シンプルでやさしいスキンケア
- 本人が気にしすぎないよう、前向きな声かけをする
お子さまのそばかすケアで避けたいこと
- 大人向けの強い美白化粧品を使う
- 「そのそばかす、どうにかしなきゃ!」など、コンプレックスを強める言葉かけ
- 無理にそばかすを消すために、痛みの強い治療を急ぐ
そばかすは成長とともに目立ち方が変わることも多いため、子どものうちは美容的な観点よりもまず、健康的な肌を守ること、心のケアを優先してあげましょう。
メイクでそばかすを目立たなくする・活かすコツ
ここまで解説してきた自宅ケアは、そばかすをこれ以上濃くしないためのケアの土台になります。
一方で、効果を実感するまでには時間がかかることも多く、「今すぐ見え方を整えたい」と感じる日もあるはずです。
そんなときに心強いのが、メイクの力です。
そばかすを自然に目立たなくすることも、あえてチャームポイントとして活かすこともできます。
ここでは、日常で取り入れやすいそばかすメイクのコツを紹介します。

そばかすを消すか?活かすか?を決める
そばかすに対して、考え方は人それぞれです。
- できるだけ見えないようにしたい
- そばかすを活かしたメイクを楽しみたい
「そばかすを消すメイク」と「そばかすを活かすメイク」では、ベースの作り方が少し変わります。
まずは自分がどうしたいか、気持ちを整理してみましょう。
そばかすをカバーしたいときのベースメイク
そばかすをしっかり隠したい場合は、コンシーラーだけで頑張るよりも、下地からパウダーまでを一通り整えて、薄づきでもカバーできる土台を作るのがコツです。
ポイントは、色を重ねすぎず、工程を分けて丁寧に仕上げることです。
- 下地
黄色からオレンジ寄りのコントロールカラーを選ぶと、そばかすの茶色い色味がやわらぎやすくなります。まずはここで肌の色ムラをならしておくと、次の工程がぐっと楽になります。 - ファンデーション
リキッドファンデーションを薄く全体に伸ばして、肌のトーンを均一に整えます。厚塗りはヨレやすく、時間が経つと逆にそばかすが目立つこともあるため、薄く重ねる意識が大切です。 - コンシーラー
気になる部分にだけ少量ずつ置き、指やスポンジでトントンとなじませます。完璧に消し切るより、7〜8割カバーを目安にすると自然に仕上がります。 - フェイスパウダー
最後にパウダーで軽く押さえて固定します。ツヤ肌にしたい場合は、崩れやすい部分だけにのせ、必要に応じて部分的にハイライトを足すとバランスが取りやすいです。
そばかすを活かす「そばかすメイク」

そばかすをチャームポイントとして活かしたい場合は、あえて薄づきのベース+ポイントメイクでバランスを取るのがおすすめです。
- ベースは色付き下地+フェイスパウダー程度にとどめる
- チークやリップを少ししっかりめの色にして、そばかすと調和させる
- アイメイクはブラウン〜オレンジ系で統一すると、そばかすの温かい印象とマッチしやすい
海外では、わざとそばかすを描き足す「フェイクフレックルメイク」も流行しており、そばかすは決してマイナスポイントではないという考え方も広がっています。
10代(高校生)のメイクで気をつけたいこと
ここまで「そばかすを隠すメイク」と「活かすメイク」のコツを紹介してきましたが、10代は少し事情が変わります。
見た目が気になりやすい時期である一方、肌もまだ揺れやすく、メイクやクレンジングの負担がトラブルにつながりやすいからです。
だからこそ、そばかすをどう見せるかだけでなく、肌を守りながら続けられるやり方を選ぶことが大切になります。
- 学校の校則の範囲内でできる、ナチュラルメイクを心がける
- クレンジング・洗顔を丁寧に行い、メイクを肌に残さない
- カバー力の高いコスメを毎日フルメイクで使うより、肌に負担の少ないベースメイク+ポイントで工夫する
そして何より大切なのは、メイクの落とし方です。
帰宅後はクレンジングと洗顔を丁寧に行い、メイクを肌に残さないこと。
そばかすを隠すことよりも、まずは肌を荒らさずに整った状態を保つことが、結果的にそばかすや色むらを目立ちにくくする近道になりますよ。

美容医療でそばかすを消す方法
自宅のスキンケアや生活習慣の見直しは、そばかすを悪化させないための大切な土台になります。
ただ、体質が大きく関わるそばかすの場合、こうした日々のケアだけでは薄くなりきらないことも珍しくありません。

よりしっかりと見た目の変化を実感したい、そばかすそのものを目立たなくしたいという段階では、医療の力を借りる選択肢が現実的になります。
そばかすを本格的に「取る」「薄くする」ためには、レーザー治療が必要になるケースが多く、
ここからはその具体的な方法についてお話ししていきます。
FLALUクリニックで行っている主なそばかす治療
FLALUクリニックでは、厚生労働省承認のピコレーザー「エンライトン SR」を用いたそばかす治療のほか、シミ・そばかす全体をケアする治療や、フラルスキン治療などを組み合わせて、一人ひとりの肌状態に合わせたプランを提案しています。
- そばかすシャワー(ピコフラクショナル)
- そばかす取り放題(ピコスポット)
- フラルスキン(FLALUコスメ+トレチノインによる外用治療)
フラルクリニックでのそばかす治療について、順番に解説していきます。
1)そばかすシャワー(ピコフラクショナル)
そばかすシャワーは、ピコレーザー「エンライトン SR」をフラクショナルモードで照射する治療です。

そばかすがある範囲全体に、微小なドット状のレーザーをシャワーのように当てていきます。
- 表皮にあるメラニンを細かく砕き、少しずつそばかすを薄くする
- 同時に真皮層にも軽い刺激を与え、コラーゲン産生を促す
こうした作用があり、そばかす改善と同時に、毛穴の引き締まりやハリ感アップなどの肌質改善もダブルで期待できる治療です。

この治療法は、次のような方に向いています。
- 今までのそばかす治療よりも高い効果を得たい方
- 広範囲の薄いそばかすを、一度に治療したい方
- ダウンタイムが少ない治療が希望の方
- 毛穴の引き締めなど肌質改善効果も得たい方
通常は1カ月間隔で1〜3回程度行い、反応が強い場合は2〜3カ月間隔に調整します。

そばかすシャワーの症例写真

施術名:ピコレーザー(ピコフラクショナル)
施術の説明:ピコレーザーでそばかすがある範囲を面で全体的に照射していきます。
施術の副作用:炎症後色素沈着、赤み、治療後3日ほどは薄いかさぶたができます。
施術の価格:49,600円

施術名:ピコレーザー(ピコフラクショナル)
施術の説明:ピコレーザーでそばかすがある範囲を面で全体的に照射していきます。
施術の副作用:炎症後色素沈着、赤み、治療後3日ほどは薄いかさぶたができます。
施術の価格:74,400円
2)そばかす取り放題(ピコスポット)
そばかす取り放題は、ピコ秒レーザーをそばかす一つひとつにピンポイントで照射する治療です。
- そばかすの原因となるメラニン色素にだけ、瞬間的に高いエネルギーを与える
- メラニンを衝撃波で粉砕し、肌のターンオーバーとともに少しずつ排出させる
このようにして、しっかりとしたそばかすの除去を目指します。

多くの場合、1回の治療で大きな改善を目指しますが、濃いそばかすでは追加照射が必要になることもあります。
また、照射部位には 5〜10日ほど細かいかさぶたができ、その間はメイクで完全に隠すのが難しい期間があります。

そばかす治療の料金
| 治療名 | 税込価格(単位:円) | |
| 1 | そばかすシャワー(両頬) | 19,800 |
| 2 | そばかすシャワー(全顔) | 24,800 |
| 3 | そばかす取り放題(200ショットまで) | 60,500 |
| 4 | そばかす取り放題(300ショットまで) | 82,500 |
※そばかすシャワー治療に関して、鼻にそばかすがある場合は、レーザー照射の範囲内となりますが、そばかすがない場合は炎症後色素沈着のリスクがあるため、鼻の照射は行いません。
※そばかす取り放題オプション:
- 取り放題当日100ショットまで… ¥22,000で追加可能
- 取り放題治療から1年以内100ショットまで… ¥33,000で追加可能
※初診料・麻酔クリーム・軟膏代は別途となります
そばかす取り放題は、次のような方に向く治療です。
- 回数を少なく、そばかすを消したい方
- 長めのダウンタイムがあっても構わない方
- 一度に高い治療効果を得たい方
詳しくはこちらのページで解説していますので、そばかすでお悩みの方はぜひご覧ください。
3)フラルスキン(レアセラム美容液+オールインワンジェル+トレチノイン外用薬)
「フラルスキン治療」はレーザーではなく、次の3つを組み合わせた自宅で行う外用治療です。
- 高浸透型ビタミンC誘導体(APPS)を高濃度に配合したレアセラム美容液
- 肌負担の少ないオールインワンジェル
- トレチノイン外用薬
薄いそばかすや色むらに向く治療で、1日1〜2回の使用を続けると、早い方では2週間ほどで変化を感じることがあります。
初期はヒリヒリ感や乾燥、軽い赤みが出ることがありますが、基本的にメイクは可能です。
レーザーより肌の負担が少なく周囲に気づかれにくい一方、使用中は紫外線に敏感になるため、開始時期は予定や季節を考え、しっかりとしたUV対策が必要です。
そばかす治療の治療期間の目安
| そばかすシャワー | そばかす取り放題 | フラルスキン | |
| 特徴 | ピコYAGレーザーでそばかすがある範囲を面で全体的に照射 | ピコYAGレーザーでそばかすを一つひとつ照射 | FLALUコスメ+トレチノインの塗り薬を使った自宅でできるケア |
| リスク | 炎症後色素沈着、赤み | 炎症後色素沈着、赤み | 普段より紫外線に弱い状態になるので、日に当たる予定があるときの治療は避けること |
| 治療回数 期間 | ・1ヶ月に1度の頻度 ・1〜3回 | 1〜2回程度の治療で終了 ※濃いそばかすの場合は追加照射の可能性あり | 1~2回/日のスキンケア ※半年は継続が必要 |
| ダウンタイム | 治療後3日ほど薄いかさぶたができる | 目立つかさぶたが5〜10日ほど生じる | 治療開始2週間ほど、トレチノイン特有のヒリヒリ、かさつき、軽度の赤みが出る |
フラルスキン治療については、こちらのページでご案内しております。
レーザー以外でのそばかす治療法をお探しの方はぜひ、ご覧ください。
その他の治療:フォトフェイシャル・レーザートーニングなど
そばかすやシミが混在している場合には、次のような治療を組み合わせることもあります。
- IPL(フォトフェイシャル)で全体のシミ・くすみ・赤みをまとめてケアする
- レーザートーニングで肝斑やくすみを少しずつ改善する
どの治療が適しているかは、肌の状態やライフスタイル(ダウンタイムのとりやすさ)、シミそばかすをどこまで消したいかといった希望によって変わります。

そばかすについて気になることがあれば、ひとりで抱え込まず、いつでもご相談ください。フラルクリニックではカウンセリングを無料で行っています。
肌の状態を見ながら、無理のない方法を一緒に考えていきますので、まずは気軽に予約いただければと思います。
そばかす治療の費用相場と期間の目安
実際にそばかすをレーザーなどで取る場合、どのくらいの費用や期間がかかるのかも気になるポイントです。

※以下はイメージしやすいようにまとめた一般的な目安であり、実際の料金はクリニックや治療内容によって異なります。
レーザー・IPLの料金目安と回数
- そばかすレーザー(全顔):1回あたり数万円台〜
- IPL(フォトフェイシャル):1回あたり数万円台〜
多くの方は1〜3回程度の治療で変化を実感し始めますが、必要な回数は次の要素によって変わります。
- そばかすの数・濃さ
- 肌質・体質
- 生活習慣(紫外線対策の有無)
カウンセリング時に、次の点を具体的に確認しておくと安心です。
- どのくらいの回数・ペースが必要になりそうか
- 総額でどのくらいを想定しておくべきか
内服薬・外用薬・スキンケアのコスト感
内服薬や外用薬、スキンケアは、そばかすを直接「消す」治療というよりも、肌状態を整えたり、シミが重なって出てくるのを防ぐための補助的な位置づけになります。
- 内服薬(トラネキサム酸・ビタミン剤など):1カ月あたり数千円程度〜
- ハイドロキノンクリームなど:1本あたり数千円程度〜
これらは「毎月の固定費」として積み重なっていくイメージなので、予算とのバランスを見ながら検討していきましょう。
そばかす治療のクリニックを選ぶときのポイント
そばかすを本格的に治したいと考えはじめたとき、多くの方が最初に感じるのが「どこのクリニックを選べばいいのか分からない」という迷いです。

同じ「そばかす治療」と書かれていても、使うレーザーの種類や得意としている治療、医師の経験はクリニックによって大きく異なります。
安全に、そして後悔のない治療を受けるためには、適切なクリニック選びがとても重要になります。
ここでは、そばかす治療を検討する際に知っておきたいポイントをわかりやすくまとめました。
どこを基準に選べばよいか分からない方も、自分に合った治療先を見つける手がかりになるはずです。
皮膚科専門医・美容皮膚科医がいるか
そばかすやシミは種類が多く、見た目だけで判断がつきにくいこともあります。
だからこそ、まずは信頼できる医師に診てもらうことが大切です。
日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医が在籍しているか、美容皮膚科として十分な経験があるかは、安全で的確な治療につながる重要なポイントになります。
症例写真や実績を確認できるか
治療のイメージをつかむうえで、症例写真はとても参考になります。
公式サイトやカウンセリングで、実際のビフォーアフターを見せてもらえるか、自分の悩みに近い症例があるかを確認しておきましょう。
写真を提示できるクリニックは、治療の過程や結果に責任を持って向き合っていることが多いです。
カウンセリングの説明が丁寧か
カウンセリングでは、次のような点を確認してみてください。
- 自分の肌に出ているそばかす・シミの種類
- それぞれに対する治療方針
- 治療のメリットとデメリット
- 必要な回数や治療期間、ダウンタイムの程度
- 総額としてどのくらいの費用がかかりそうか
これらを一つひとつ丁寧に説明してくれるかどうかは、クリニック選びの大切な判断材料になります。
疑問にしっかり向き合い、納得できるまで相談に乗ってくれるクリニックであれば、治療を進めていくうえでも安心です。
そばかすの自己判断は避け、専門医に相談を
そばかす治療では、専門医による正確な診断がとても重要です。
そばかすとシミは見た目だけでは判断しづらく、自己判断が思わぬ遠回りにつながることもあります。
実際には、次のようなケースも珍しくありません。
- そばかすだと思っていたらADM(後天性真皮メラノサイトーシス)だった
- 細かな斑点の中に、脂漏性角化症(いぼ)が混ざっていた
「そばかすだけをピンポイントで取りたい」「シミとそばかすをまとめて改善したい」という方ほど、まずはシミ・色素治療の経験が豊富な医師による診察が安心です。
必要に応じて肌画像診断なども行うことで、どの治療が最も適しているかを正確に判断できます。
FLALUクリニックでは、肌の状態を総合的に評価し、レーザーでしっかり取る部分と、外用治療・スキンケアで整えていく部分を丁寧に仕分けながら、お一人おひとりに合わせた治療プランをご提案しています。

そばかすの悩みは、一人で抱えていると大きく感じやすいものです。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
カウンセリングはいつでも無料で受け付けています。
よくある質問(Q&A)
Q. そばかすは大人になると自然に消えますか?
A. 子どもの頃のそばかすは、成長とともに少し目立ちにくくなることはありますが、完全に消えるとは限りません。
むしろ、紫外線ダメージの蓄積で、新たなシミが重なって見えることもあります。
Q. 高校生でもレーザー治療でそばかすを取ることはできますか?
A. 医学的に絶対に禁止というわけではありませんが、肌や心の成熟度、ダウンタイムへの対応、将来の再発リスクなどを総合的に考える必要があります。
受ける場合は、保護者同伴でしっかりとした説明を受けたうえで判断することが大切です。
Q. 子どものそばかすは、いつから治療を考えた方がいいですか?
A. 小さな子どものうちは、まずは紫外線対策とスキンケアを中心にし、本人がどう感じているかを大切にしてあげましょう。
治療を検討する場合は、思春期以降に、本人と保護者・医師の三者でよく相談しながら決めていくのがおすすめです。
Q. 自宅で「完全に」そばかすを消すことはできますか?
A. 現時点では、自宅ケアだけでそばかすを完全に消し去るのは難しいと考えられています。
日焼け止めや美白スキンケア、内側からのケアで「悪化させない・少しずつ薄くする」ことを目指し、必要に応じて医療機関での治療を組み合わせるのが現実的です。
Q. 妊娠・授乳中でもそばかす治療は受けられますか?
A. レーザーやIPLなどの光治療自体は、基本的には妊娠・授乳中に禁忌とされていないものもありますが、ホルモンバランスの変化で色素トラブルが出やすい時期でもあります。
内服薬が使えないケースもあるため、必ず担当医に妊娠・授乳中であることを伝えたうえで、治療の可否やタイミングを相談してください。
まとめ|そばかすと上手に付き合いながら、自分に合った治療を
そばかすの悩みは、年齢や生活環境、肌質によって感じ方も変わっていきます。だからこそ、自分に合ったペースと方法を選ぶことが大切です。
ここまでの内容を、最後にあらためてまとめます。
- そばかす(雀卵斑)は、体質(遺伝)+紫外線の影響が大きい
- 子ども〜高校生〜大人で、そばかすの見え方・付き合い方は変わる
- 自宅ケアの役割は「悪化させない」「少しずつ薄くする」ことであり、完全にそばかすを取るには医療の力が必要なことが多い
- メイクでそばかすを隠すことも、チャームポイントとして活かすこともできる
- シミとそばかすの違いを医師が見極めたうえで、ピコスポット・ピコフラクショナル・フォトフェイシャル・フラルスキン治療などを組み合わせて、より効果的にシミそばかすを消すことができる

そばかすは、決して「消さなければいけないもの」ではありません。
とはいえ、「どうしても気になる」「シミそばかすをなくして、もっと肌に自信を持ちたい」という気持ちも、とても自然なものです。
自宅ケア・メイク・医療機関での治療、それぞれのメリットと限界を理解したうえで、自分自身が納得できるペースと治療方法で、そばかすと上手に付き合っていきましょう。