お金をかけずに肝斑を治す6個の方法

お金をかけずに肝斑を治療

シミ治療は、できるだけコストを抑えながら効果的に行いたいですよね。

シミを消そうと美容皮膚科に行くと、肝斑があるからと肝斑部分を避けてレーザーをあてたり、別の治療を提案されることがあります。

肝斑とシミ(老人性色素斑)は適切な治療方法が異なるのです。

これを知らずに肝斑治療をすると、逆に肝斑が濃くなってしまうことも……。

この記事では、肝斑の予防に役立つ方法と、お金をかけずにできる肝斑のケア方法を紹介しています。

「最近、頬のあたりにモヤっと広がるシミが……」それは肝斑(Melasma)かもしれません。見た目の特徴をおさえておくことで、シミとの違いを見極めやすくなります。

肝斑の仕組み

肝斑は皮膚の色素細胞であるメラノサイトが過剰に活性化し、メラニン生成が進むことによって引き起こされます。この結果、肌に茶褐色調の色素斑があらわれます。

肝斑の形状

肝斑は、顔の両頬、額やこめかみ、口唇周辺に現れます。色素斑の境界線はぼんやりとしており、顔の左右対称に存在することが特徴です。

※上記は一般的な肝斑について記述したものです。あくまでも判断基準となります。肝斑かなと感じたら、自己判断せずにクリニックへの受診をおすすめします。

お金をかけずに肝斑を治すための方法

方法1:徹底的な紫外線対策で肝斑の悪化を防ぐ

方法2:肌への摩擦を最小限にするスキンケア

方法3:質の良い睡眠でターンオーバーを正常化

方法4:ストレスマネジメントでホルモンバランスを整える

方法5:食事で内側から肝斑にアプローチ

方法6:顔の血行を良くする優しいケア

お金をかけずに肝斑を改善したい場合は、セルフケアで肝斑に良いものを取り入れることです。

特におすすめしたい、自分でできる肝斑対策を紹介します。

ビタミンCを摂取する

肝斑対策としてはまず、ビタミンCを含む食品を積極的に摂ることが挙げられます。ビタミンCは抗酸化作用があり、紫外線ダメージの軽減効果が期待できる栄養素です。

ビタミンCが多く含まれる食品は、アセロラ、キウイ、ブロッコリー、レモン、いちご、オレンジ、グレープフルーツ、ピーマン、ブロッコリーなどがあります。

また、サプリメントで補うこともおすすめです。ビタミンCは水溶性で体内で貯蔵されないため、常に補う必要があります。

食事だけで十分な量のビタミンC摂取が難しい場合は、サプリメントを活用しましょう。

市販の内服薬・外用薬を使用する

肝斑を改善する効果が期待できる有効成分が含まれた飲み薬・塗り薬を活用するのも有効です。

おすすめの成分はビタミンC・トラネキサム酸です。ビタミンCは食品やサプリから摂取するのと同時に化粧品でも取り入れることで、より効果を実感できることがあります。

ビタミンC誘導体は、濃度が濃くなるほど肌への刺激が強くなり、ピリピリします。適切なビタミンC濃度で、かつ低刺激の化粧品を選択してください。

トラネキサム酸は、肝斑への改善効果が認められている成分です。トラネキサム酸がメラニン産生を促すプラスミンの活性を抑えるためです。プラスミンは肝斑においてメラニンの生成を亢進させる要因の一つであり、その働きを抑えることで肝斑を改善すると考えられています。

医薬品は薬効が認められている部類の内服薬なので、市販のものでも肝斑の改善効果が期待できます。

肝斑ができる原因

お金をかけずに肝斑を治す6個の方法(肝斑ができる原因)

肝斑はシミの一種で、顔の両頬、額、こめかみ、口唇周囲などに現れるケースが多い濃淡のある茶褐色調のシミです。

妊娠中の方や経口避妊薬(ピル)を服用している女性にできやすい傾向にありますが、その他にもいくつかの要因が考えられます。

主な特徴は以下の通りです。

1. 遺伝的な体質

肝斑は遺伝の影響を受けやすいと考えられています。とくに年上のご家族に肝斑のある方は、同じような体質を引き継いでいる可能性があります。
家族に肝斑の既往がある場合は、早めのケアを意識することが大切です。

2. 肌への物理的な刺激

日頃のスキンケアで、肌をゴシゴシと強く洗ったり、クレンジング時に過度な摩擦を与えたりすることは、肝斑の原因になる恐れがあります。マスクの着用やカミソリでのムダ毛処理なども、繰り返されることでメラノサイトが刺激され、肝斑の引き金となる場合があります。

3. 紫外線の影響

紫外線はメラニンの生成を活性化させるため、肝斑を濃くしたり悪化させたりする大きな要因になります。日焼け止めの使用を怠っていると、知らず知らずのうちにリスクが高まってしまいます。

4. 女性ホルモンの変動

妊娠・出産や更年期など、女性ホルモンが大きく変化するタイミングは、肝斑が出やすくなる時期です。また、ピルの服用が影響するケースもあるとされており、ホルモンバランスと肝斑の関連性は非常に深いと考えられています。

肝斑は予防できる?

シミ

肝斑の発症の予防には生活習慣も大切です。肝斑予防に効果的な方法は4つあります。

ホルモンバランスを整える

ホルモンバランスを整えることは、肝斑の発症予防に役立ちます。ホルモンバランスを整えるには、上質な睡眠・バランスのとれた食事、適度な運動で身体を快適な状態に保つことがおすすめです。

また、大豆イソフラボンやエクオールは女性ホルモンによい影響を与える栄養素です。大豆製品に多く含まれる成分なので、積極的に取り入れましょう。

紫外線対策

紫外線は肝斑を悪化させる原因となるため、紫外線対策は徹底してください。日焼け止めだけでなく、帽子・サングラス・日傘の活用も肝斑の予防にはおすすめです。

紫外線は曇りの日や屋内でも降り注いでいます。出かけない日や天気の悪い日も、日焼け止めを塗る習慣をつけるように心がけてください。

強い摩擦を避ける

洗顔やスキンケア時に摩擦を避けるように注意してください。洗顔はやさしく行い、タオルで拭く際も擦らずに押さえるようにしましょう。スキンケアには保湿を含め、基本的なスキンケアをしっかり行うことが大切です。

スキンケアは肌の深部に作用するわけではありませんが、肌の保護とバリア機能の向上に役立ちます。

ストレスを解消する

ストレスはホルモンバランスに影響を与えることがあるため、適切なストレス解消方法を見つけましょう。

適度な運動、趣味を楽しむ、十分な睡眠をとることでストレスを軽減することが可能です。

睡眠は体に休息を与え、ストレスが減少します。肝斑を気にしすぎて逆にストレスになることもあります。

肝斑を気にしながら日々沈んだ気分で過ごすくらいなら思い切って皮膚科医や専門医に相談することもおすすめです。

皮膚科・美容皮膚科で可能なおすすめの肝斑治療

クレンジング

クリニックでの肝斑治療は、主に3種類あります。

治療方法メリット主成分
内服薬治療肌に直接の刺激が加わらないトラネキサム酸、ビタミンC
レーザートーニングダウンタイムはほとんどない
シミやくすみも改善
なし
外用薬(リペア治療)頻繁な通院が不要
(自宅で肝斑治療ができる)
ハイドロキノン、トレチノイン

ここではレーザートーニングと外用薬による治療についてご説明します。

「レーザートーニング」の特徴

レーザートーニングは、弱いパワーのレーザーを肌全体に均一に照射する治療です。
強いレーザーのように一度にシミを焼き取るのではなく、少しずつメラニンを壊して排出を促すため、肝斑や炎症後色素沈着のように刺激に弱いシミ治療に向いています。

・肝斑・色素沈着に効果的
・ダウンタイムが少なく、治療直後からメイクも可能
・数回の施術を重ねて少しずつ改善していくのが特徴

フラルスキン治療の特徴

フラルスキン治療は、トレチノインとFLALUオリジナルのスキンケアコスメ「レアセラム」を組み合わせて行うホームケア治療です。

毎日のスキンケア感覚で続けられるのが特徴で、シミ・肝斑・色素沈着の改善に加えて、美白・美肌効果も期待できます。

・自宅で行える“塗る治療”
・シミ・肝斑改善のほか、ハリや透明感アップも期待
・継続することで少しずつ肌質が整っていく

肝斑に関するFAQ|よくある質問

肝斑についてのよくある質問と回答を6つご紹介します。

Q1. 肝斑と老人性色素斑の違いは?

肝斑は鼻や頬などに左右対称に現れ、ぼやけた形状をしているのに比べて、シミの出現場所は定まっておらず、紫外線の影響が強い場所に現れ、茶色でくっきりとした輪郭を持ちます。
シミと肝斑は同じ場所に混在しているケースがあることに注意が必要です。シミの治療は強いエネルギーを肌に与えるため、肝斑を悪化させる可能性があるためです。
シミと肝斑の見分けは難しいため、専門医に診断してもらうのがおすすめです。

Q2. 肝斑の治療期間はどのくらいですか?

肝斑の治療期間は、肝斑の状態や治療方法によって異なります。治療期間の目安は下記のとおりです。

治療法期間目安
内服薬治療2.3ヶ月〜6ヶ月
レーザートーニング1週間に1回、複数回治療後1ヶ月に1回程度に
外用薬(リペア治療)半年〜1年
肝斑は、刺激で濃くなる特性があり、強い作用での治療を避けることが推奨されます。機械を使った美容治療であっても即効性は期待せず、マイルドな出力で根気よく治療する必要があります。

Q3. 飲み薬は効果がありますか?

トラネキサム酸配合の飲み薬は、服用を継続すれば一定の効果が期待できるとされています。肝斑治療において、内服薬として用いられるトラネキサム酸を含む薬は、肝斑の原因である皮膚のメラニン生成に直接作用するものであり、有効な治療法の一つです。

処方薬と市販薬のトラネキサム酸の含有量には差があるため、医師や薬剤師に相談して適切な飲み薬を選びましょう。

Q4. 肝斑がレーザー治療で悪化する可能性はありますか?

レーザー治療はシミに有効な美容施術ですが、出力の強いレーザーは肝斑を悪化させる可能性があります。そのため肝斑治療には肌への刺激が弱いレーザートーニングがおすすめです。

肝斑の潜んだ部位に強い出力のレーザーを当てると、肌への刺激となり肝斑が出現します。肝斑とシミは明確に区別して治療することが重要です。

Q5. 肝斑は自然に治ることはありますか?

肝斑が自然に完全に消えることはほとんどありません。肝斑は一時的に薄くなることはありますが、紫外線や物理的刺激、ホルモンバランスの乱れなどが持続していると再発しやすくなります。早めのケアや医師の診断による適切な治療が、肝斑の長期的な改善につながります。

Q6. 肝斑は男性にもできますか?

男性にも発症するケースはあります。肝斑は女性ホルモンが関与しているため、圧倒的に女性に多い症状ですが、紫外線をよく浴びる方や、スキンケア習慣が少ない方は注意が必要です。男性の場合も自己判断ではなく、皮膚科での診断をおすすめします。