シミ取りレーザーの失敗例

シミ

「シミとイボがキレイになる」フラルクリニックは、きれいに取れるシミ治療を得意としているので、他院でシミ治療に満足されなかった患者さんからご相談を多数いただきます。

その中でも

「シミ取りレーザー治療で逆にシミが濃くなった」
「シミはレーザーで簡単に取れると思ったのに、取れなかった。」
「思ったよりもすぐに取れない。」

と、皆様シミレーザーで失敗したと感じて、どうしたらよいか?と困ってご相談されるケースが多く見られます。

そこで、このページでは、シミレーザーの失敗について知っていただき、皆様が安心して納得できるシミレーザー治療の参考となるよう解説していきます。

シミレーザー治療の失敗!?3つのパターン

シミ治療で失敗と感じている方の、実際の症状を見せていただくと、多くは以下の3つのパターンに分けられます。

1.シミは薄くなったけれど、完全に取れていない

こちらのパターンでは、シミのレーザー治療で効果は出ているのですが、完全にシミが取り除けていないことがあります。

写真の症例でも、1回目のレーザー治療で、シミの大部分は取れていますが、もともとのシミに厚みがあった部分で、取り切れずに残っています。

こちらのケースでは、残っている部分に対して2回目のレーザー照射を行い、シミはスッキリ全部取れました。

シミ

このように、シミの厚みにムラがあると1回の治療で取れないことがあります。

では、初回の治療で、厚みのある所を重点的に治療すれば1回で取れるのでしょうか?

実は、厚みのある部分に何ショットも重ねて打つ方法は炎症が強く出てしまい、副作用が出るリスクが高くなるので従来はおすすめできませんでした。

ピコレーザーでの治療を選ぶ+照射に炎症を抑える工夫が必要!

医師

従来のシミレーザー治療方法(QスイッチYAGレーザーや、Qスイッチルビーレーザーを使った)は、肌の反応が強くでることが問題でした。

このため、安全優先の治療ではシミの取り残しがおきてしまい、効果優先で何ショットも照射すれば炎症後色素沈着という副作用が出てしまう…と、一長一短がありました。

そこで、近年、シミ治療への効果が注目されている機器がピコレーザーです。

ピコレーザーが今までのレーザーより大きく進化した点は、シミ以外の周囲の細胞に炎症を起こしにくいことです。

この進化によりシミの厚さやレーザーへの反応を見ながら、マルチパス照射が可能となりました。

マルチパス照射によって、取り残しなく1回のレーザー治療でシミを取り除くことが可能です。

2.シミは取れたが色戻りした

シミレーザー治療はうまくいき、最初のうちはきれいになっていたのに治療から1か月ほどたったところで、シミの部分にぼんやりと色が戻ってきた…2か月後には7割ほど色が戻ってしまったというケースです。

このパターンは、シミレーザー治療をうけた方の30~40%とかなり高率に見られます。

もともと気になっていた「シミ」自体は、レーザーできれいに取れています。

しかし、炎症後色素沈着という色戻りが起きてしまっています。

シミレーザーの失敗というより、シミレーザーの副作用が出たというパターンです。

シミ

*補足:こちらの症例、頬全体の肝斑に対して、レーザートーニングをおこなって改善しています。

炎症を抑える治療ができるクリニック選びが大事 & 色戻りが出た場合の次の手を持っていることも必須!!

医師

3.診断とレーザーが合っていない

シミの治療を行うためには、実は治療機器は1台だけでは足りません。

皆様はシミというものは、全部同じ種類と思うかもしれませんが、実際診察してみると大きく7種類ほどあり、それぞれ効果的に治療できる機器や治療方法が違っています。

3-1 シミじゃなくってイボだった

シミレーザー治療で、治療後に変化が見られないケースでよくあるのは、皆様の気になる茶色の皮疹が「シミ」ではなくて「イボ」だったパターンです。

こちらの患者さんも、シミ治療でいらっしゃいましたが、よく見ると茶色の皮疹は、わずかに盛り上がっています。

本来、シミは表皮の中にメラニンが増えているだけなので盛り上がることはありません。

茶色の色素斑が10年以上の経過の中で、あるいは体質的にイボができやすい方で、最初のうちはシミだったものが、途中からイボに変化してくることがあります。

この場合は、シミレーザーで使う機器を使用しても、治療効果が感じられないことになりますので、イボ治療を行うレーザーで対応することが必要です。

シミ

3-2 複数のシミが肌に混在、複雑な治療が必要だった

診断とレーザーが合っていない、もう一つのパターンがこちらです。

お肌の上に、数種類のシミが重なっていて、本来簡単な治療では取れないシミにレーザーを照射してしまったケースです。

特に肝斑とよばれる、頬全体にももやっと広がるシミがある場合は要注意です。

肝斑+シミ(日光色素斑)がある場合は、いきなりシミレーザー治療はできず、まずは肝斑を落ち着かせる治療を2~6ヶ月ほど行いながら、肌の様子を見てシミレーザー治療を行う必要があります。

シミ
こうすれば解決

様々な治療メニューを何でもやっているのではなく、シミ治療に特化した、そして複数機器をそろえているクリニックを選んでください。

さらにしっかり皆様個人個人の肌状態とシミの種類を見て、あなたに合った治療を提案してくれる医師に、治療をお任せすることが治療成功の秘訣です。

マルチ照射

いかがでしたでしょうか?

シミの治療は医者の間でも、年齢や症状によって効果に大きな差があり、簡単そうに見えて難しいことが知られています。

「すぐに取れるシミ」から「全体的治療が必要で時間がかかるシミ」まで一口にシミ治療と言っても、提案する治療方法や治療回数、そしてシミが取れるまでの時間や手間が、本当にケースバイケースで変わってきます。

シミ治療は、医者泣かせなのかもしれません。

失敗のないシミ取りレーザー:フラル式シミ取りレーザー

医者にとっても一筋縄ではいかないシミ治療、皆様のシミもできるだけスッキリ近道で取るためには、失敗パターン1〜3をしっかり対策しているクリニックを選んで治療を受けていただくことが大切です。

「シミとイボがキレイに取れる」フラルクリニックのシミ治療では

1)確実な診断

まずは、シミの状態を見極めることが治療方針を決めるうえで重要です。

フラルクリニックでは、

①医師による実際のシミの診察

この際に、わずかな隆起や細かい色の変化もしっかり分析するように、ダーモスコピーという拡大鏡を用いて、シミの状態を把握します。

この機器を用いての診察で、皮膚がんの可能性があるかどうかも診断していきます。

【シミとご相談にいらっしゃったが、皮膚がんが疑われた例】

皮膚科

このように、皮膚がんが疑われるケースが年に数件あります。

しっかりシミを診断することは、自分の命を守るために必要です。

(20代でも皮膚がんの症例が報告されています。若いから大丈夫と判断するのは危険です。)

②肌診断機でシミを診断

通常の状態、紫外線モードによる状態、そして血流の状況の3パターンを映し出すことができる機器で、表面の状態だけでなく、立体的に肌の状態を確認します。

特に、血流の状態を判断することがシミの治療においては重要になってきます。

レビュー機械

2)確実にシミが取れ、色戻りしないための3ステップ治療

フラルクリニックでは、炎症を抑えてシミの治療が可能なピコ秒YAGレーザーで、シミの治療を行っています。

ピコ_エンライトンSR_厚労省承認

炎症を起こしにくいレーザーを使うだけでなく、

・治療の前処置
・レーザーの照射方法
・治療後のアフターケア

この3つの段階を組み合わせた黄金比治療をすることで、シミをきれいに取り去る効果的な照射ができることと、副作用の炎症後色素沈着を起こさないという、通常では相反する効果を実現することを可能にしています。

この効果は最大に、副作用は最小にすることができるため、フラル式シミ治療は、皆様より大変ご好評をいただいています。

シミの種類に合わせた様々な治療に対応できる

複雑なシミにも対応できるよう、フラルクリニックでは波長やパルス幅、効果の出る色などに対応できる機器を使用し、さらに塗り薬での治療や、炎症をとことん抑えることを研究したスキンケアなどシミに対して、全方向で治療を準備しております。

もし、副作用などが生じても対応できる治療がある、これもシミ治療においては重要なポイントです。

シミ治療でお悩みの方はぜひ、シミとイボをきれいに取れるフラルクリニックへお任せください。

フラル式シミ取りレーザー詳細