フローチャートでイボ診断!種類から治療法まで丸わかり

イボ治療――液体窒素やレーザー、市販薬もあるけれど、結局どれが自分に合うのか分からず、検索の沼にはまっていませんか?
首や体にポツポツ現れた小さなイボは放置しても命に関わることは少ないものの、見た目のストレスは大きく、「もう取ってしまいたい!」 という気持ちは切実です。
ただしイボには「ウイルス性・加齢性・良性腫瘍」などタイプが複数あります。
つまり、市販薬で取れるもの・医療機関での対応が必要なもの・治療が難しいものがあります。
治療法の選択を誤ると “時間もお金もかけたのに再発” という残念な結果になりかねません。
そこで本記事では、皮膚科専門医 Dr.miko が豊富な症例をもとに監修した「イボ診断フローチャート」を用意しました。
たった 30秒の簡易診断で、ご自身のイボのタイプと適切な治療法の目安がわかります。
まずは簡易診断でイボのタイプを確認し、そのうえで最適な治療法(医療機関の標準治療・市販薬ケア・美容クリニックの先進治療)を詳しく解説します。
迷ったときは専門医の診察が最優先です。正しい診断と適切な治療で“キレイ”を取り戻しましょう。
この記事を読み終える頃には 「私にベストな治療はコレ!」 と具体的にイメージできるはずです。
注意:自己判断で市販薬を使う前に「痛み」「急な増殖」「色の変化」がある場合は必ず皮膚科を受診してください。 判断に迷ったときは、専門医に相談しましょう。
もくじ
Toggleイボ診断は大切:治療できる場合とできない場合がある

体にできるイボは、いろいろあります。中にはウイルス性のイボが混ざっていたり、反対にウイルス性のイボではなく、全く違うものがあったりします。
また、治療が難しい(できない)パターンもあるのです。
せっかく、「やっと治療ができる!」と楽しみにクリニックにご来院くださっても、診断の結果、治療できないとなるとがっかりしてしまうことになりかねません。
そういった意味で、ご自身でもイボの種類の目安がわかるようにと作成したのがこの「イボ診断フローチャート」です。
フローチャートの使い方と診断の注意点
このフローチャートは、医師としてDr.mikoが診察するうえで考えてきたもので、学会が推奨しているものや他の先生がどのような考えで治療しているかなどは、先生によって異なります。
そのため、今回のフローチャートは一例だと思っていただければ幸いです。
また、Dr.mikoは、今までの多くの患者さんの診察をしているため、イボを見た瞬間に「これはこの種類のイボ」「これは何色」と見分けがつきます。
しかし、みなさんがご自身のイボを見たときに、「フローチャートでは色が書いてあるけどこれはどっちの色?」やイボの「かたさ」の判断も自分ひとりでは難しいかと思います。
自分のイボのタイプがわかる!Dr.miko監修フローチャート
もちろんこれは、あくまで診断のヒントの1つです。学会の診断基準や医師ごとの見解には違いもあり、すべてのケースに当てはまるわけではありません。
特に、色や硬さ、盛り上がりの有無などは、 実際に皮膚を見て・触れてみないと判断が難しいケースも多いため、最終的には専門医の診察が必要です。
しかし、「これってウイルス性?」「脂漏性角化症かも?」「ホクロとは違う?」といったご自身の悩みを整理するきっかけとして、非常に有効な手段です。
以下のフローチャートをチェックして、 ご自身のイボの状態や受診タイミングの目安として、ぜひご活用ください。

イボ治療の全て|イボの特徴

体にできるイボと一口に言っても、その種類はさまざまあります。
見た目が似ていても、ウイルス性のイボ・加齢によるイボ・悪性腫瘍の一種など、原因や治療法は大きく異なります。
例えば
・首や体にポツポツと増えるやわらかいイボ → アクロコルドン・軟性線維腫
・顔や体にできる茶色くざらついたできもの → 脂漏性角化症
・しこりのように中に袋をもつできもの → 粉瘤(ふんりゅう)
このように、見分けを間違えると誤った治療につながる可能性もあるため、まずは「自分のイボがどのタイプか?」を知ることが重要です。
今回紹介するフローチャートは、Dr.mikoが日々の診察の中で行っている実際の診断フローを元に作成されたものです。
「何科を受診すればいいか分からない」「市販薬を使っていいのか不安」 そんな方は、まずこのチャートを参考にして、イボの特徴から治療の方向性を見極めるヒントとしてお役立てください。
イボの治療法は“タイプ”でまったく違う

イボはすべて同じように見えても、原因や性質によって治療法が大きく異なります。
「とりあえず市販薬を塗ってみる」「同じイボだと思って自己処理する」といった対処は、かえって悪化する場合もあります。
代表的なイボのタイプ別に、適切な治療法を以下にまとめました。
ウイルス性イボ(尋常性疣贅)
特徴:手・足の裏・指などにできる白っぽく硬いイボ。
主な治療法:液体窒素による冷凍凝固、サリチル酸(イボコロリ・スピール膏)など。
注意点:他の部位にうつる可能性があるため、放置せずに治療することをおすすめ。
アクロコルドン・軟性線維腫(首・体に多発)
特徴:首や体に小さくやわらかい突起状のイボが多発
主な治療法: 2mm以下:mikoメソッド 2mm以上:炭酸ガスレーザー治療
注意点:市販薬では取れないため、医療機関での治療が必要。
脂漏性角化症(顔・体に茶色いざらついたイボ)
特徴:加齢とともに現れやすい茶色い盛り上がりのあるイボ。
主な治療法:炭酸ガスフラクショナルレーザー
注意点:ホクロとの見分けが難しい場合もあるため診察が大切。
その他(粉瘤・腫瘍など)
特徴:しこりのように膨らんだできもの。内部に袋状の構造がある。
主な治療法:外科的切除が必要。(保険適応で治療可能)
注意点:放置すると炎症や感染のリスクもあるため、早めの治療がおすすめ。
このように、「見た目は似ているのに中身は全然違う」ことが多いため、イボの種類を正しく見極めた上で、適切な治療法を選ぶことが非常に重要です。
診断に迷ったら、まずは相談を

「なんとなくウイルス性っぽい気がするけど、本当にそうなのか分からない…」
「市販薬を使っても変化がなくて不安…」こうした声は、当院にも日々多く寄せられています。
イボの診断は、色・形・大きさ・触ったときの硬さなど、複数の要素を総合的に判断する必要があります。
こうした違いは専門的な知識と経験がなければ見分けがつかないことが多いのも事実です。
そのため、診断に迷ったときは無理に自己判断せず、皮膚科や美容皮膚科の医師に相談するのが安心です。
今回ご紹介したフローチャートは、あくまで“ひとつの目安”です。
「なんとなく合っている気がする」ではなく、きちんと診断・治療することで安心感と満足感は格段に高まります。
皮膚科でのイボ治療ならFLALUクリニックへご相談を

イボは種類によって治療法がまったく異なるため、「何のイボか分からないまま市販薬で処置する」のはおすすめできません。
FLALUクリニックでは、イボ治療に特化した医師が在籍し、首・顔・体にできるさまざまなイボに対応しています。
・2mm以下の首イボ(アクロコルドン) → 「mikoメソッド」で素早くイボを除去できます。
・2mm以上/多発するイボ(軟性線維腫・脂漏性角化症など) → 炭酸ガスレーザーによる治療で、広範囲のイボにも対応します。
・ウイルス性のイボ(手・足・指) → 液体窒素や外用薬など、症状に応じた治療をご提案します。
初めての方でも安心してご相談いただけるよう、丁寧な診察と分かりやすい説明を大切にしています。
イボ治療はこんな方におすすめ
「もしかしてイボかも……?」と感じたら、早めの診察が安心です。
・首や顔に小さなイボが増えてきた
・市販薬で取れず困っている
なるべく傷跡を残さずキレイに治したい
イボ治療の無料カウンセリングも受付中!
「このイボも取れるのかな?」と迷ったら、まずはご相談ください。
FLALUクリニックでは、医師が一人ひとりの肌やイボの状態を確認し、最適な治療法をご提案いたします。
特に当院では、首や顔の小さなイボに対応した「mikoメソッド」、広範囲のイボに対応する「炭酸ガスレーザー治療」など、傷跡をできる限り残さず仕上げる美容皮膚科ならではの治療を行っています。
初診の方も安心してご来院いただけるよう、無料美容相談も実施中です。
ご不安な点は、カウンセリング時に何でもご相談ください。
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「文章だけではちょっと分かりづらい…」
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そんな方には、皮膚科専門医・Dr.mikoのYouTubeチャンネルがおすすめです。
▼「フローチャートでイボ診断!種類から治療法まで丸わかり」イボの種類別に見分けるコツや、治療のタイミング、受診の目安などをわかりやすくお話ししています。
気になるイボがある方は、ぜひ動画でもチェックしてみてください!