首イボのできる原因は?皮膚科で取る3つの除去方法

首イボができる原因は

FLALUクリニックでは、「mikoメソッド」による首イボ治療を行っています。

  • 年齢とともに首イボ・首のポツポツの数が増えてきた
  • 茶色いプツプツ・ブツブツを取りたい
  • 市販のクリームやオイルを塗っても首のイボがとれなかった

こんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

ご来院される患者さんの中には、首イボが気になりすぎて、「1つ引っ張って取ってしまったことがある」とお話される方もいらっしゃいます。

首イボ(軟性線維腫・アクロコルドン)は、体質や刺激などが原因で発生する良性の皮膚腫瘍です。ご自身で無理に取ることはせず、皮膚科にて治療をすることをおすすめしています。

こちらのページでは、首のイボができる原因と除去する3つの方法について解説します。

※当院を含むFLALUグループでは、2025年7月時点でイボ治療症例数としては30000件以上の首イボ・顔イボなどのできものを治療してきた“イボ専門”のクリニックです。

首にできるポツポツ・ブツブツ(首イボ)には、大きく分けて3つの種類があります。

  • スキンタッグ・軟性線維腫(アクロコルドン)と呼ばれるイボ
  • 脂漏性角化症(老人性イボ)
  • ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)

皮膚科医として延べ20万人以上の臨床症例を診て感じる印象ですが、首にできるイボ・ポツポツの約80%のイボがスキンタッグ・軟性線維腫(アクロコルドン)と呼ばれる良性の皮膚腫瘍です。

残り10%のイボが脂漏性角化症(老人性イボ)という加齢とともに現れる良性の皮膚腫瘍、約2%の患者さまでみられるイボがウイルス性のイボ(尋常性疣贅)です。

それぞれのイボができる原因と予防法

スキンタッグ・軟性線維腫(アクロコルドン) : 約80%のイボ

首イボ_症例6
首イボ_症例5

このタイプの首イボは、なぜできるのでしょうか。

軟性線維腫(アクロコルドン)やスキンタッグと呼ばれる首イボは、肌色から茶色、時には黒色に見える小さなイボです。この首イボができる原因は、大きく2つあります。

・体質(遺伝)
・刺激によってできる

両親や祖父母、叔母さんなど、あなたの身近な親族の方の首にブツブツ、イボがあれば、首イボのできやすい体質を遺伝的に受け継いでいる可能性があります。

また、上記のように体質によってできる人もいますが、刺激が加わるなど外的要因が原因でイボができる方も多いです。

たとえば、ネックレスをつけて生活をしていると、刺激を与えることによって今までなかったイボが急にできることもあります。

逆に、体質的にイボができやすい方でも刺激を避けることで、首イボができるのを予防することもできるんです。

脂漏性角化症(老人性イボ) : 約10%のイボの特徴​

首イボ_症例4

アクロコルドンなどと同様、老人性イボも「体質的にできやすい+刺激」でできることが多いイボの種類です。

顔や体にできるイボも、このタイプの方が多いです。

ウイルス性のイボ(尋常性疣贅/じんじょうせいゆうぜい):約2%のイボの原因​

首イボ_症例3

首にあるイボのうち、2%程度は「ウイルス性のイボ(尋常性疣贅/じんじょうせいゆうぜい)」というイボです。

手の指や、足の裏などにできやすいイボですが、首にもまれにみられます。

ウイルス性のイボの原因は、パピローマウイルス11型の感染でできます。

ウイルス性のイボなので、もともと指先にウイルス性のイボがあった場合や、ウイルス性のイボがある人と接触した際に、首や顔の皮膚に小さな傷が生じたところにうつる可能性があります。

首イボができやすい人の特徴は?

首イボは誰にでもできる可能性がありますが、実は“できやすい人”にはいくつかの共通した特徴があります。ここでは、首イボができやすい要因を体質や生活習慣などの観点からご紹介します。

・体質
遺伝的(家族歴)にイボができやすい体質の人もいます。
・摩擦
衣類(摩擦の多い服装)やネックレスなどのアクセサリーによる摩擦も、首のイボを刺激し、できやすくする要因となります。
・加齢
年齢を重ねるとともに肌の老化が進み、新陳代謝が低下するため、イボができやすくなります。
・紫外線
紫外線は肌の老化を促進し、イボの原因となることがあります。
・生活習慣
ホルモンバランスの変化や生活習慣病も、首イボに関与していると考えられています。
・肥満
肥満傾向のある方、乾燥肌の方は、首イボができやすい傾向があるとも言われています。

首イボ・首のポツポツ(ブツブツ)の3つの治療方法!皮膚科で受診してイボを除去

皮膚科で治療する際に、大きく分けて3つの除去方法があります。

除去方法1:液体窒素による冷凍凝固術(冷凍療法)での取り方​

液体窒素による冷凍凝固術

1つ目の除去方法は、保険診療での液体窒素での冷凍凝固術(冷凍療法)よる治療です。

液体窒素療法とはマイナス196℃の液体窒素を使用し、皮膚の細胞を凍らせて溶かす治療を繰り返す方法です。

超低温の液体を綿棒などに染み込ませ、ウイルスに侵されている患部を急激に凍らせ、低温ヤケドさせることで、ウイルスの発生源である皮膚の浅い部分の表皮細胞を破壊します。

だいたいの医療機関で治療が可能ですが、治療後に「炎症後色素沈着」とよばれるシミができることが多いのがこの治療方法のデメリットです。

液体窒素によるイボ治療でシミができてしまった例

液体窒素によるイボ治療でシミができてしまった例

除去方法2:炭酸ガスレーザーでの取り方(CO2レーザー)​

2つ目の除去方法は「炭酸ガスレーザー」による治療です。

1つひとつのイボにレーザー照射を行い、イボを削る方法です。

自費診療を行っており、レーザーを設置しているクリニックで治療をお受けいただけます。

こちらのレーザーは、やや大きめのイボ治療に向いています。

イボや顔によくできる脂漏性角化症(老人性イボ)には、炭酸ガスレーザーでの治療が一番優れています。(顔によくできる脂漏性角化症は2mmを超えるイボが多く、その場合はスキャニングができる炭酸ガスレーザーが最も治療に適しています。)

レーザー治療の場合は、一般的に個数が多い場合には治療回数が多くなり、費用が高くなる傾向にあります。

他の治療よりも深く削れる可能性があり、傷が残るケースもあるので注意が必要です。

イボを1つ除去するための費用が2,000〜5,000円のところが多く、また再発することを考えるとたくさんのイボを治療する場合にはおすすめはできません。

顔にできた数個のイボを除去する場合であれば、当院でも治療を行っております。

除去方法3:mikoメソッドでの取り方(コールドメス法)​

3つ目の除去方法として、mikoメソッド(コールドメス法)をご紹介します。(名称が似通っているので、たまに勘違いされる方もいらっしゃるのですが、コールドメス法は「冷凍療法(液体窒素)」ではありません。

皮膚科医として20年、試行錯誤を重ねながら首イボの治療に取り組んできました。その中で特に重視してきたのは、次の3点です。

【確実・安全な首イボ治療、3つのポイント】

  1. 治療回数が少ない
  2. 傷やシミになる可能性が低く、安全に治療ができる
  3. 確実に治療できる

首にできるポツポツ(ブツブツ)は、そのほとんどが2mm以下の小さいイボです。

なかには、1mmもない小さなイボがほとんどというケースも多いです。

そんな小さい首イボを除去しようとするときに、「液体窒素」や「炭酸ガスレーザー」で治療する場合は上記の3つのポイントを満たすことはできません。

こうした問題意識から、首イボを最も美しく治療できる方法を編み出し、「mikoメソッド」として10年以上前から施術を行ってきました。

10年以上にわたり細かい技術改良を行い、いまのmikoメソッドに辿り着きました。

50個治療しても12〜13分程度で終わる治療法です。液体窒素のように、何度も通院して治療することもありません(ほとんどの場合、1度で完了します)。

mikoメソッドは、元になる治療方法に、確実・安全な治療を行うための要素を独自に加えて体系化した方式です。

・1ミリ程度の小さなイボでも治療できるアレンジ
・治療機器や器具へのこだわり
・特別調合の麻酔クリーム
・治療後のケアサポート

治療後に、よりキレイな首を目指せるように、治療後のケアや自宅での過ごし方のアドバイスなどの「首イボ治療フルサポート」体制を整えたうえで、治療を行っています。

【動画で解説】首イボがたった1回で消える!?皮膚科専門医が20年の研究成果を解説

従来の液体窒素による治療と比べて、色素沈着のリスクが低く、回復期間も大幅に短縮される最新の首イボ除去技術「mikoメソッド」

わずか1回の施術で首イボを効果的に取り除くことができるこの治療法について、詳細な解説動画をご用意いたしました。

治療のメカニズムから実際の施術の流れ、従来法との違いまで、専門的な内容をわかりやすくお伝えしています。首イボでお悩みの方は、ぜひこちらの動画をご覧ください。

首のイボ治療の症例、治療例

mikoメソッドによる首イボ治療:症例1

首イボ治療の経過

・施術名
mikoメソッド

・施術の説明
2ミリ未満の小さな首イボに対して治療を行います。

・施術のリスク/副作用
赤み、ひりつき、稀に色素沈着の可能性があります。

・施術の価格表示
36,000円

mikoメソッドによる首イボ治療:症例2

首イボ治療の経過

・施術名
mikoメソッド

・施術の説明
2ミリ未満の小さいイボに対して治療を行います。

・施術のリスク/副作用
赤み、ひりつき、稀に色素沈着の可能性があります。

・施術の価格表示
36,000円

mikoメソッドによる首イボ治療:症例3

首イボ治療の経過

・施術名
mikoメソッド

・施術の説明
2ミリ未満の小さな首イボに対して治療を行います。

・施術のリスク/副作用
赤み、ひりつき、稀に色素沈着の可能性があります。

・施術の価格表示
36,000円

mikoメソッドによる首イボ治療:症例4

首イボ治療の経過

・施術名
mikoメソッド

・施術の説明
2ミリ未満の小さいイボに対して治療を行います。

・施術のリスク/副作用
赤み、ひりつき、稀に色素沈着の可能性があります。

・施術の価格表示
72,000円

※オレンジ色の部分は、イボにマーキングした部分です。

当院では、コールドメス法(mikoメソッド)により、1回の治療で多くの首イボを除去することが可能です。

mikoメソッドによる首イボ治療:症例5

首イボ治療mikoメソッド左側

施術名
mikoメソッド

施術の説明
2mm未満のイボに対して治療を行います。

施術のリスク・副作用
赤み、ひりつき、稀に色素沈着の可能性があります。

施術の価格表示
36,000円

mikoメソッドによる首イボ治療:症例6

首イボ治療mikoメソッド右側

施術名
mikoメソッド

施術の説明
2mm未満のイボに対して治療を行います。

施術のリスク・副作用
赤み、ひりつき、稀に色素沈着の可能性があります。

施術の価格表示
36,000円

首イボ治療の価格

コールドメス法(mikoメソッド)金額

「mikoメソッド」の治療費用

2025年3月から_mikoメソッド料金表

[ mikoメソッドの治療費用例 ]
・首イボ1個あたり:1,740円
・首イボ50個まで:36,000円(20個以上とる場合はお得)
・首イボ51個目から1つあたり:600円
・麻酔クリーム(全顔サイズ):1,950円
・初診料:3,300円
・再診料:880円(スタッフによる相談のみだと無料)
・薬代:450円程度 (治療費例)

「初診、50個の首イボ除去」のケース

50個まで36,000円+初診料3,300円+麻酔クリーム1,950円+薬代450円=【41,700円】

「mikoメソッド」の詳細は、以下の記事でも紹介しています。

「首イボ治療のmikoメソッド!安心・信頼のイボ除去治療」はこちら>>

東京・大阪院|首のイボ治療予約はこちら

秋田院|首のイボ治療mikoメソッドの予約はこちら

炭酸ガスレーザー治療の金額

炭酸ガスレーザー治療の金額

首のイボ・首のポツポツの治療はFLALUクリニックへ

他のクリニックで治療をご相談されて「小さすぎて治療できない」「治療するとかえって汚くなるから、しないほうが良い」と言われた方でも大丈夫です。

当院には、首イボ治療が得意なドクターが在籍していますので、安心してご来院ください。

お待ちしております。

首のイボに関するよくある質問

Q. 首のイボは市販薬で治りますか?

市販薬のサイトをみていると、「首イボ=古い角質」なので、保湿すれば古い角質は取れるという形で述べられていますが、そもそも「首イボ=古い角質」という前提が間違っています。

「古い角質を取る=保湿が大事」という理論は合っていますが、首にできるイボは角質ではなく良性の皮膚腫瘍がほとんどです。

首イボは保湿では取れないので、注意が必要です。

Q. ヨクイニンで首のイボはとれますか?

ヨクイニンは、漢方薬としてもおなじみの成分で「ウイルス性」のイボには有効です。

上記でも述べた通り、首にできるイボの大部分はウイルス性ではありません。

「ヨクイニン」という成分が、イボの硬い膜に浸透すると記載しているサイトもあったのですが、このような根拠は医学的にはありません。

Q. 首のイボは何回の治療で除去できますか?

保険診療の治療方法だとかなりの回数の通院が必要ですが、コールドメス法を使用した当院の施術ではほとんどの患者さまが1回の施術で治療が終了します。

Q. 老人性イボも治療できますか?

もちろん可能です。

大きさにはよりますが、当院では炭酸ガスレーザーでの治療を行うことが多いです。