色素沈着によるニキビ跡
赤いニキビ跡ができてしまった際に、肌のターンオーバーのサイクルが乱れや、肌の深部まで炎症が進行することで色素沈着を起こすことがあります。
これは、肌の内部にあるメラノサイトの誤った働きによるものです。メラノサイトの本来の働きは、紫外線のダメージから肌細胞を守るためメラニンを生成する働きを持っています。
しかし、炎症によって刺激を受けると誤ってメラニンを生成してしまい色素沈着を起こすのです。また、炎症が起こった部分には細胞を修復しようと毛細血管が集中します。
炎症を起こしている部分の毛細血管は破損しているため内部の血液が酸化し、紫色に変色をして色素沈着を起こす可能性もあります。
症状が軽い場合は、半年ほどで自然と治癒しますが、紫外線を浴び続けてしまうとメラニンが再び生成されてしまい、症状が改善されないので注意してください。