コールドメス法は、専用の医療器具を用いて軟性線維腫(アクロコルドン)を除去していく治療法です。
皮膚科医として20年、軟性線維腫(アクロコルドン)の治療を試行錯誤してきましたが治療をしていく上で大事にしている3つのポイントがあります。
①より少ない治療回数
②傷になるリスクやシミになる可能性が低く安全に治療ができる
③確実に除去できる
この3点を重視して治療に取り組んでいますが、首にできるポツポツとした軟性線維腫(アクロコルドン)のほとんどが2mm以下になります。中には1mmもない小さな軟性線維腫(アクロコルドン)がほとんどというケースも多々あります。
そのような小さな首の軟性線維腫(アクロコルドン)を除去する際に「液体窒素」や「炭酸ガスレーザー」で治療する場合は先程の3つのポイントを満たすことはできません。
最も綺麗に首の軟性線維腫(アクロコルドン)を治療する事ができる方法を編み出し「mikoメソッド」として10年以上前から施術を行っています。
10年以上細かい技術改良を行い今のmikoメソッドという方法に行きつきました。
50個治療をしても12、3分程度で終わる治療法です。液体窒素のように何度も通院をして治療することもありません(ほとんどの場合は1度で治療が完了します)
mikoメソッドは元になる治療方法がありますがそこに加えて
・1mm程度の小さなイボでも治療できるようにアレンジ
・治療機器・器具へのこだわり
・特別調合の麻酔クリーム
・治療後のケアサポート
など治療後により綺麗な首になるように、治療後のケアや自宅での過ごし方のアドバイスなど「首イボ治療フルサポート」体制を整えて治療を行っています。
治療の流れとしてはまず初めにスタッフによるカウンセリングを受けていただき、その後ドクターによる診察、治療時の痛み軽減のための麻酔クリームの塗布と麻酔が効くまでの待機をしていただき、その後治療という流れになります。
初めてのご受診の方はカウンセリングから麻酔、治療終了まで1時間〜1時間半ほどお時間を見ていただけたらと思います。また治療費用に関しては次の項目にて細かくご説明をさせていただきます。
軟性線維腫(アクロコルドン)は、一度治療をしても再発する可能性があります。
しかし、ウイルス性のイボとは違うためすぐに再発することは考えにくいです。年単位でポツポツと小さい軟性線維腫(アクロコルドン)が数個再発してしまう患者様がいらっしゃいますが数個ですと気にならないという方もいらっしゃいますし、メンテナンスとして数個だけ治療をされる患者様もいらっしゃいます。
1度の治療でまとめて治療が可能なことや、炭酸ガスレーザーの治療と比較するとコストパフォーマンスも良いことから「早い、綺麗、安い」の3拍子が揃った良い治療だと思っています。