肝斑(顔全体のくすみ)
肝斑の治療によく使用されているレーザートーニングについてご説明していきます。
肝斑とは
肝斑治療と通常シミ治療の比較
シミの治療
肝斑治療
肝斑は刺激に敏感、レーザー治療で悪化する理由
肝斑を悪化させずにレーザー治療するには
レーザートーニングにより、少しずつ回数をかけてゆっくり色をとっていくのがレーザートーニングの治療になります。
例えるなら、通常のシミレーザーがパーンと当てて、1回でシミが取れるというのに比べてレーザートーニングは1回目は一番上の薄い1層を治療しましょう。
2回目は2層目を治療、その次は3層目、その次は4層目を治療しましょうという形で、シミはある程度の厚みがありますので、1回で治療するのではなくて回数を分けて少しずつ剥がしていく治療になります。
レーザートーニングの回数に関しては最初に5回から人によっては10回ぐらいとお話ししました。最初の5回までは1週間に1回や長くても2週に1回ぐらいのペースで治療していくことがオススメです。
そしてある程度色が取れた場合は、今度は新しく出てくる色を予防すれば良いため、その段階では週1回の必要もありません。
1ヵ月に1回メンテナンスをしたり、日に焼けた後で肝斑が濃くなったなと思ったら1週間に1回を2、3回行います。
また色が取れて調子が良くなってきたら月に1回ぐらいのペースで治療をしてきましょう。
治療時の注意点
治療前の注意点
トレチノインやレチノールが入った化粧品、ニキビ薬を使用している方で当院の治療をご希望の方は、来院までの1週間トレチノイン、レチノール化粧品、ニキビ薬の使用休止をお願いします。
治療時の注意点
レーザートーニングでの肝斑治療の際に、回数を増やせば綺麗になるのであれば、20回でも30回でも1週間に1回を立て続けにやろうと思う方も中にはいらっしゃいます。
やりすぎもどちらかというと禁物です。
やりすぎてしまうとレーザーのパワーで後々色が抜けてくることがあります。もともと肌色だった肌が肌色がなくなってしまい白斑という白い肌になってしまうのです。
白斑になってしまうと、逆に白い所と肌色のところがあり、まだらで綺麗な肌ではなくなってしまうのでオススメできません。
そのため目安としては、5回から多くても10回ぐらいが週に1回から、2週に1回ぐらいのペースになります。
それが終了したら、1ヵ月に1回ぐらいのペースでメンテナンスし、その合間に白斑が起きていないかを顔の写真を撮るなどして確認してください。
安全に安全に治療していくことがオススメです。
肝斑治療
肝斑におススメ!レーザートーニングとは?
レーザートーニングは、「レーザー=強い、1回の治療で効きそう」というレーザーに持つイメージとは全く違う治療方法です。
普段のシミ治療では1~2回ほどでしっかり効果を表す「メドライトC6」というレーザーを、治療後に特に何のケアも不要なぐらい(テープなども不要)ものすごくマイルドに照射する治療です。
レーザートーニングはこんな気になる症状にオススメ
・肌のくすみ
・そばかす
・日焼け後の肌のホワイトニング(素早く日焼け前の肌に戻したい方に)
肝斑をゆっくり治療するレーザートーニング
[ 女性の頬によくみられる肝斑 ]
写真のケースは、両頬に広くベターっと広がる茶褐色斑(肝斑)+丸くハッキリしているシミ
通常のシミレーザー治療では、丸くハッキリしているシミを治療することは可能です。それは、レーザーが狭い範囲をピンポイントに治療することを得意としているからです。
一方、肝斑は、「ここ!」というようなピンポイントの範囲ではなく、広く全体にペンキで薄く塗ったようなベターっとした色なので、通常のシミレーザー治療では治療をしにくいシミとなっています。
しかも、肝斑の場合は肌の表面に色があるというより、肌表面+皮膚のやや深いところという厚みを持ったシミが存在している印象です。
レーザートーニングでの照射方法では
・広くレーザーが当たるように設定・パワーは弱くする・皮膚のやや深いところにまで届く光を使う(シミ治療で使う光とは違う種類)
・「点」ではなく「面」で治療できるよう、頬全体を3~5回ほどレーザーを打ち重ねる
という、当て方の工夫があります。
広い範囲を治療するフォトフェイシャルとの違い
広い面積を治療する代表的な治療機器に、フォトフェイシャル(IPL)という種類の機器があります。
フォトフェイシャルは、広く浅い治療を得意としています。
「広い」という意味では肝斑の治療に向いていそうなのですが、残念ながら「十分な深さ」での治療ができません。
肝斑というタイプのシミは「広くて厚みがある」という特徴を持っているので
・広い面積を治療できる
・深く治療ができる
この2つの特徴を併せ持った機器でないと、治療が難しいのです。なので、フォトフェイシャルでの肝斑治療は難しいと言えます。
肝斑治療に潜むワナ
肝斑はとてもデリケートで、刺激(炎症)を与えることでメラノサイトが活性化し、症状が悪化することがあります。
レーザーで「強く」治療すると、どんどん色が濃くなり悪くなるシミなのです。
治療をすればするほど、かえって濃くなる。
ですから、長い間「肝斑にレーザーは絶対に使ってはいけない」と言われてきました。この点でもレーザートーニングという治療方法は、マイルドに治療ができるので画期的なのです。
これまでのシミ治療に用いられるレーザーの多くは、照射するレーザー光が「ガウシアン型」と呼ばれる山の形状をしています。
山の形状なので、レーザーの中心部ほどエネルギーが高くなり、端に向かって徐々にエネルギーが弱くなるという"ムラ"が発生していました。
それに対しメドライト C6では「トップハット型」と呼ばれるフラットな形状のレーザー光を照射します。
肝斑に均一にエネルギーを届け、"ムラ"による刺激を与えない治療が可能です。
さらにこの機器は、低出力で最適なパワーのレーザーを照射するようにコントロールされていて、肌の中に滞留しているメラニンに対しておだやかに働きかけるために、安全かつ確実に肝斑を治療する事が可能になりました。
色ムラのない均一な肌トーンが美肌の決め手。
美しさが飛躍的にアップします。
レーザートーニングは、肝斑だけではなく、シミやくすみなどの色ムラも改善し、明るく透き通るような肌に導きます。
開いた毛穴にも効果を発揮し、ピンとハリのある、キメ細やかな肌へと整えます。
「広く」「深く」「マイルドに」治療ができるからの嬉しい+αの効果
実は、レーザートーニング治療を行っていると、肝斑がきれいになるだけではなく、嬉しいもう一つの皮膚の変化があります。それは、 毛穴が引き締まってすべすべの肌に&肌のハリが出てたるみが解消 頬全体の深いところに、穏やかに熱が加えられることによって肌の中のコラーゲンが増え、肌にハリが出て10年前の様なふっくら肌に。
より効果的に肝斑を治療するために
1.飲み薬も飲みながらが治療のテッパン
肝斑の治療を成功させるには、レーザートーニング+飲み薬がテッパンです。
特に肌が刺激を受けやすい状態になっている方は、 トーニング治療に先立って2ヵ月ほどプレ治療として美白飲み薬セットを飲んだ方がよりトーニングの効果がわかりやすくなります。 *注意* 下記に該当する方は、飲み薬の治療は避けた方が良いのでご相談ください。 ・脳梗塞になったことがある方 ・心臓のトラブルで、血液をサラサラにする薬を内服している方 ・ピルを内服している方 また、高脂血症(中性脂肪、コレステロール値が高い)の方も、内服の際に一度ご相談ください。
美容皮膚科「FLALU(フラルクリニック)」のレーザートーニングの口コミ
しっかりとカウンセリングしていただき、安心して受ける事が出来ました。トーニングを受けて、痛みも無く、肌がモチっとしています。
レーザートーニングを受けた友人の肝斑が薄くなり肌もワントーン明るくなったのを見て来院を決意。初めは不安でしたが、先生もスタッフの方々も暖かく優しい対応で安心しました。レーザー後は本当にお肌がワントーン明るくなって少し透明感も出たようです。レーザー後もすぐに化粧出来るし問題ないです!帰りがけ日焼けだけは気をつけて下さいねと念押しされました。^ ^ 素肌に自信が持てるようになりました。回数を重ねればもっと透明感のある若々しい肌にれると思うので、またレーザートーニングお願いしようと思っています!!
レーザートーニング:治療の流れ
0.前日までのお願い
顔の産毛が多いと、レーザートーニングのパワーを産毛に吸収されてしまい治療効果が落ちます。
頬を下から上に撫で上げた時に、産毛の引っ掛かりを感じるような状態の時は治療の前日までに産毛そりを行ってください。*産毛を剃り忘れていても治療は可能です。
1.朝からのお願い
レーザートーニングの治療の日、一つだけ朝からお願いしたい事があります。
治療日は、ラメの入ったメイクアイテムを使わない レーザーがラメにあたると、赤くニキビのようにぷつぷつとした症状が出ることがあります。
肝斑(顔全体のくすみ)のお悩みに効果的な施術
施術が受けられるお店
AdeBクリニック秋田FLALUクリニック大阪梅田院
FLALUクリニック東京浜松町院
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FLALUクリニック東京浜松町院
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